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プレスリリース

2013.05.08

「ツール・ド・東北 2013 in 宮城・三陸」を本年11月に開催
~ 復興への願いを込めて。自転車で被災地の「今」を感じ、その記憶を未来に残す ~


2013年5月8日

株式会社河北新報社
ヤフー株式会社


「ツール・ド・東北 2013 in 宮城・三陸」を本年11月に開催

~ 復興への願いを込めて。自転車で被災地の「今」を感じ、その記憶を未来に残す ~

「ツール・ド・東北 2013 in 宮城・三陸」のURL: http://tourdetohoku.yahoo.co.jp



 株式会社河北新報社(以下、河北新報社)とヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)は、2013年11月3日(日)、東日本大震災の復興支援および、震災の記憶を未来に残していくことを目的に、宮城・三陸エリア(石巻市、女川町、南三陸町)を舞台にしたサイクリングイベント「ツール・ド・東北 2013 in 宮城・三陸」を開催いたします。

 「ツール・ド・東北 2013 in 宮城・三陸」には、全国から募集した一般サイクリストに加え、プロの招待選手や自転車愛好家の著名人が参加する予定です。イベント初年度となる本年は、順位やタイムを競うレースではなく、楽しく走ることを目的としたファンライド形式で開催いたします。
 全国から集うサイクリストが、三陸の海がもたらす雄大な自然を感じると同時に、被災地の現状を肌で感じることで、震災の記憶を未来に残すことを目指していきます。

 被災地の復興にはまだまだ時間が必要です。その復興への道のりを現地のみなさまと共に歩むべく、まずはイベントの10年程度継続を目標とし、少しでも復興への後押しにつながるよう努めてまいります。またイベントでは、参加者に、被災地の人々との交流できる場や、復興の進捗や現地が抱える課題について考えられるような機会も提供していきたいと考えています。
 今後は、道路などの復旧状況等を踏まえながら、ファンライドだけでなく、本格的なレースの開催も視野に入れ、岩手県や福島県などへもステージを拡大し、「東北」でプロフェッショナル・レースを開催することを目標にイベントを育ててまいります。

 また本大会では、サイクリングイベントに参加しなくても、現地でさまざまなイベントに参加いただけたり、インターネットを通じてバーチャルに参加できる仕組みを導入していきます。
 例えば、現地での被災地の人々との交流イベントの開催や、クラウドファンディングやチャリティーオークションを通じた寄付など、リアルだからできること、インターネットだからできることをかけあわせて、さまざまな可能性を模索していきます。
 そして参加者だけでなく、このイベントにかかわる全ての人の想いを形に残すため、毎年事業収益と寄付金の一部を基金として積み立て、それを自転車関連の社会インフラ整備に活用し、「未来につながる道」をつくることに挑戦していきます。

「ツール・ド・東北 2013 in 宮城・三陸」の概要は下記の通りです。

<目的>
東日本大震災の復興支援および、震災の記憶を未来に残していく。


<目標>
  1. 大会を10年程度継続する。
  2. 今後、道路の復旧状況なども見ながら、競技レースの組み込み、岩手県や福島県などの被災地にもステージを拡大した「東北」の大会として展開していく。
  3. 事業収益は、被災地における自転車の普及や自転車関係の社会インフラ整備向けの助成に充当する。
  4. サイクリングイベントに参加しない、選手以外の同行者にも楽しんでいただける現地イベントを開催する。
  5. インターネットを活用したオークションやクラウドファンディングのシステムを導入し、企業だけでなく、個人からの国内外から広く寄付金を募り、現地に行かない人もイベントに参加できる仕組みを取り入れる。
  6. 地方紙、インターネット、テレビ媒体が連携し、被災地の今を国内外に発信していく。

日    時2013年11月3日(日)
※参加受付・前夜祭は11月2日(土)
場    所石巻専修大学(スタート&ゴール地点)
主    催株式会社河北新報社、ヤフー株式会社
共    催宮城県、宮城県教育委員会、三陸河北新報社、一般財団法人ジャスト・ギビング・ジャパン、A.C.O inc.ほか
後    援石巻市、女川町、南三陸町ほか
特別協力株式会社TBSテレビ
募集部門と参加費:
  • ロングコース(グランフォンド:約160キロ) <定員> 200人(参加費 10,000円)
  • ミドルコース(メディオフォンド:約100キロ) <定員> 900人(参加費  8,000円)
  • ショートコース(グルメフォンド:約60キロ) <定員> 400人(参加費  6,000円)
※参加定員を超えた場合は先着順を予定
大会参加受付:6月24日(月)から公式サイトで受付開始予定


≪参考資料≫

<コース>
各コースとも、沿岸部を巡る設計とし、三陸の雄大な自然を感じながら、被災地の現状を肌で感じていただける設定とします。

・ロングコース(グランフォンド:約160キロ)
ロングコース地図

・ミドルコース
(メディオフォンド:約100キロ)        
ミドルコース地図
・ショートコース
(グルメフォンド:約60キロ)
ショートコース地図


<スケジュール>(予定)
開催日の日の出・日没時間なども考慮しながら、各クラスの走行速度などのシミュレーションや安全確認等を行い、数台ごとのグループで走行するウェーブスタート形式での運営を行います。
また日没時間を考慮し、クラスごとの各エイドステーションの通過時間制限も行う予定です。

【前夜祭】
日  時: 2013年11月2日(土)
場  所: 石巻専修大学
スケジュール:
13:00~15:00プレイベント
13:00~18:00参加受付(ゼッケン配布)
18:00~19:30前夜祭 

【サイクリングイベント】
日  時: 2013年11月3日(日)
場  所: 石巻専修大学(スタート&ゴール地点)
スケジュール(予定):
・ロングコース(グランフォンド)
5:30~6:15出走確認~召集
6:20スタートセレモニー
6:30~6:50スタート

・ミドルコース(メディオフォンド)
6:30~7:15出走確認~召集
7:20スタートセレモニー
7:30~9:00スタート

・ショートコース(グルメフォンド)
8:00~8:55出走確認~召集
9:00スタートセレモニー
9:10~9:50スタート

・全コース
~16:30制限時間

<エイドポイント>
「ツール・ド・東北 2013 in 宮城・三陸」はロング、ミドル、ショートの3コースで実施するため、発着点の石巻専修大学以外に4、5ケ所のエイドステーションを設置します。エイドステーションでは、ドリンク類の提供に加え、各地の観光協会や商工会議所等と連携し、現地の旬の食材を提供するなどで、ファンライドに参加する皆さまに宮城・三陸の魅力を味わっていただいたり、現地の方々と交流いただけるような場を提供いたします。またスマートフォンなどを活用した物産販売なども行う予定です。
必要か所には、仮設トイレなども設置します。
発着点  石巻専修大学 
第1エイド(女川エリア)=スタートから18キロ地点
臨時フェリー乗り場周辺(予定)     
第2エイド(雄勝エリア)=スタートから39.5キロ地点
復興商店街周辺(予定)
第3エイド(神割崎エリア)=スタートから63キロ地点、ミドル、ロング対象
神割崎オートキャンプ場(予定)
第4エイド(志津川エリア)=スタートから89キロ地点、ロング対象
さんさん商店街周辺(予定)
第5エイド(北上エリア)=スタートから130キロ地点(ロング)、77キロ地点(ミドル)
会場は現在検討中(北上川沿いの起伏のない道路なので、設置しない可能性もあります)

※ロングコースでは、神割崎エリアが、スタートから116キロ地点の第5エイドも兼ねる。

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