ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社のコーポレートサイトはこちらです。
当ページに記載されている情報は、2023年9月30日時点の情報です。

プレスリリース

2011.11.10

Yahoo! JAPANとIDCフロンティア、RightScaleと連携
~日本のインフラ提供事業者としては初採用、クラウドサービス「NOAH」を全世界に提供~


2011年11月10日

ヤフー株式会社
株式会社IDCフロンティア


Yahoo! JAPANとIDCフロンティア、RightScaleと連携
~日本のインフラ提供事業者としては初採用、クラウドサービス「NOAH」を全世界に提供~



ヤフー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:井上 雅博、以下Yahoo! JAPAN)と、Yahoo! JAPANグループである株式会社IDCフロンティア(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:真藤 豊、以下IDCフロンティア)は、クラウド管理ソリューションベンダーの米国RightScale®社(ライトスケール、本社:カリフォルニア州サンタバーバラ、代表取締役 兼 最高経営責任者:マイケル・クランデル、以下RightScale社)のクラウド統合運用管理ツールであるRightScale Cloud Management Platform (以下、RightScale Platform)にクラウドコンピューティングサービス(以下、クラウドサービス)として、NOAHセルフタイプ(以下、NOAH)が日本のインフラ提供事業者として初めて採用されたことを受けて、2012年より全世界へ提供を開始します。

RightScale社は、世界中でサービス提供を行なっており、特に今後の事業戦略上の重要な地域であるアジア各国での展開のため、Yahoo! JAPANとIDCフロンティアをパートナーとして選び、共同開発および共同マーケティングに係る業務提携契約を締結しました。
これにより、RightScale Platformのマルチクラウド管理機能を通じて、NOAHと海外の主要なクラウドサービスを組み合わせた一括運用・管理が実現し、NOAHを日本国内のみならず、北米およびグローバル市場から容易に利用することが可能になります。また、RightScale Platformを利用することで、利用者はクラウドの利点を生かしたインフラの設計、構築、運用効率が大きく向上し、管理リソースおよびコストの削減効果が期待できます。

NOAHは、「世界標準クラウド」「多様なバリエーション」「日本品質の信頼性」をコンセプトにWeb経由で必要なときに必要なだけITリソースを構築・管理できるIaaS型のパブリッククラウドサービスです。IDCフロンティアは、国内では先駆けとなる2009年6月から国内データセンターでのNOAHのサービスの提供を開始し、2011年9月にはオープンソースのクラウド基盤ソフトウェアであるCloudStack™を商用サービスとしては国内で初めて採用しています。

また、今回の業務提携契約に基づき、Yahoo! JAPANおよびIDCフロンティアでは、RightScale社と連携して、共同のマーケティング、営業活動を進め、日本市場に合わせた商品開発を行います。特に国内市場でニーズが高まっている、仮想マシンのテンプレート開発を順次行い、日本のゲームやソーシャルビジネス、動画や電子書籍などのリッチコンテンツ配信に最適化されたテンプレートの提供と、年々クラウドサービスの利用比率が高まるエンタープライズ用途においても、ディザスタリカバリ、HA構成、データバックアップなどのサービスを自動化するテンプレートの開発を合わせて行う予定です。さらに2011年6月に発表された、プライベートとハイブリッドのマルチクラウド環境を容易かつ統合的に管理可能な、RightScale社のmyCloudへの利用基盤についても積極的な連携・開発を行う予定です。

***

<RightScale, Inc.,様からのエンドースメント>
RightScale, Inc.,のCEO、Michael Crandellは今回の発表に対して次の様に述べています。 Yahoo! JAPANとIDCフロンティアがRightScaleのパートナーとなったことを心から歓迎します。RightScale社は事業戦略上、アジア市場が重要であると捉えており、その中でも顧客が最も品質を重要視する日本市場において、Yahoo! JAPANとIDCフロンティアよりクラウドサービスの提供をうけられることに大きな意義があると考えています。
クラウド管理ソリューションであるRightScale社の優れた運用機能およびテンプレート群と、NOAHの高品質なIaaS基盤により、日本のITの生産性が飛躍的に向上することを確信しています。

RightScale, Inc.,
代表取締役 兼 最高経営責任者
Michael Crandell
以上


<企業情報>
【RightScale社について】(http://www.RightScale.com
社名:RightScale, Inc.,
代表者:代表取締役 兼 最高経営責任者 Michael Crandell(マイケル・クランデル)
事業内容:クラウド管理基盤の開発および提供
ライトスケール社は、クラウド管理ソリューションベンダーのリーダー企業です。2006年の創業以来、クラウドプラットフォームの自動化ソリューション提供を通じて、企業内のIT環境、さらにはクラウド環境を統合的に管理しマルチクラウド環境をますます利用する方向にある、企業アプリケーションを効率の良く管理・運用できるソリューションを提供します。ライトスケール社のライトスケール・クラウド・マネジメント・プラットフォームはSaaSとして提供され、複数のバージョンがあります。既に世界中の数千に及ぶユーザーに利用され、320万台以上のサーバーがライトスケールのプラットフォーム上で稼働しており、PBS、ハーバード大学、Zynga、Sling Media社等が代表的な顧客としてあげられています。詳しい情報は、下記のURLに記載されています。
http://www.RightScale.com

【Yahoo! JAPANについて】(http://www.yahoo.co.jp/
ヤフー株式会社(市場名:東証1部/JASDAQ、銘柄コード:4689、本社:東京都港区、設立年月日:1996年1月31日、代表取締役:井上雅博)が運営するYahoo! JAPANは、1か月あたり約5305万人のユニークカスタマー数※と、1日23億6500万ページビューのインターネットの総合情報サイトで、検索、コンテンツ、コミュニティー、コマース、モバイル、スマートフォンなど多くのサービスを提供しています。

※Nielsen Online「NetView」、2011年9月、家庭もしくは職場からのアクセスによる。

【IDCフロンティアについて】(http://www.idcf.jp
株式会社IDCフロンティア(本社:東京都新宿区、設立年月日:2009年2月2日、代表取締役社長:真藤豊)は、データセンター事業、ホスティング事業、IPネットワーク事業、コンサルティング、システム構築・運営を事業内容とし、日本のビジネスシーンの発展と活性化を支える情報技術基盤を提供しています。長年の経験で培った高信頼データセンターを全国9か所で運用しており、SaaS/PaaS/IaaSに代表される高付加価値サービスの開発と提供に取り組み、ビジネスユーザーのクラウドコンピューティングやオープンプラットフォームの利活用を推進しています。

このページの先頭へ