「Yahoo!メール」では、2005年7月より送信ドメイン認証技術「DomainKeys(ドメインキーズ)」を導入しています。今回、あわせて「SPF」を導入することで、個人情報を盗用するフィッシング詐欺や送信元をなりすました迷惑メールに、「Yahoo!メール」が悪用されることを防止する対策をさらに強化しました。
「SPF」はメール受信時に、送信元のメールアドレスのドメインが、送信側で設定している公開情報(SPFレコード)と一致するかどうかを認証する技術です。今回、「Yahoo!メール」では「SPFレコード」を公開することで、「Yahoo!メール」から送信されたメールが正しいサーバーから送られたものかどうかを認証できるようになりました。認証には受信サーバー側も「SPF」への対応が必要です。なお、「SPF」は大手プロバイダや携帯電話会社などで数多く導入されています。また、今回は「SPFレコード」の公開のみですが、今後、受信サーバーへの対応も予定しております。
「Yahoo!メール」ではこれからもセキュリティー機能を強化し、より便利で快適なサービスの提供に努めると同時に、「DomainKeys」や「SPF」といった送信ドメイン認証技術の標準化を推進していきます。 |