1.提携の目的
ヤフー及びジャパンネット銀行は、それぞれを戦略的パートナーとして位置付け、ポータルサイト事業とネットバンク事業を連携させた、新しいインターネット金融事業を創造し、インターネットを利用する幅広いお客さまのニーズにきめ細かくおこたえしてまいります。
2.業務提携の概要
ヤフー及びジャパンネット銀行は、双方の培ってきたブランド、顧客基盤、ノウハウ、経験等を活かしながら、新たな商品及びサービスを共同で開発・提供いたします。これにより、ヤフーはお客さまに既存サービスやYahoo! JAPAN IDと密接に連携した利便性の高い先進的な決済サービスと金融サービスを提供し、また、ジャパンネット銀行は、消費のシーンにより近づいたネット決済サービスを提供することを通じて、同行ユーザーの利便性向上とユーザー数の拡大を目指します。
3.資本提携の概要
ヤフー、ジャパンネット銀行及び三井住友銀行は、関係当局の認可を前提として、資本提携を行います。
(1) 銀行持株会社の設立 |
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三井住友銀行は、ジャパンネット銀行の管理を目的とする銀行持株会社を設立します。
また、銀行持株会社は当初ジャパンネット銀行株式の57%を保有し、将来的には75%~80%まで高める方向で検討してまいります。 |
(2) ヤフーによる資本参加 |
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ヤフーは、銀行持株会社の株式のうち、三井住友銀行から14.9%の株式の譲渡を受け、将来的には増資等により最大50%程度を保有した上で、三井住友銀行と共同で銀行持株会社を運営することを検討します。 |
(3) ジャパンネット銀行の増資 |
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ジャパンネット銀行は将来のリスクへの備えとして自己資本を充実させるために、今後300~400億円の増資を検討します。 |
4.スケジュール(予定)
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2006年度上期 |
銀行持株会社設立
ヤフーによる資本参加(14.9%) |
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2006年内 |
新決済サービスの開始
銀行持株会社の増資
ジャパンネット銀行の増資 |
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