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プレスリリース

2005.07.19

「Yahoo!メール」で、送信ドメイン認証技術「DomainKeys」を導入
~フィッシング詐欺や迷惑メールへの対策を強化~


2005年7月19日

ヤフー株式会社


「Yahoo!メール」で、送信ドメイン認証技術「DomainKeys」を導入

~フィッシング詐欺や迷惑メールへの対策を強化~

「Yahoo!メール」のアドレス http://mail.yahoo.co.jp/


  総合情報サイト「Yahoo! JAPAN」を運営するヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)は本日、国内最大のメールサービス「Yahoo!メール」に、メールの送信元のドメインを認証する技術「DomainKeys(ドメインキーズ)」を導入しました。個人情報を盗用するフィッシング詐欺や送信元になりすました迷惑メールに、「Yahoo!メール」が悪用されることを防止する目的です。

  「DomainKeys」をメールサーバーに導入すると、メールを送信する際、暗号化された電子署名が自動的に添付されます。そのメールを受信するサーバーは、受信の際に、添付された署名の内容が送信者欄に記されたドメインのものであるかを照合します。
 送信元のメールアドレスを偽装したフィッシングメールや迷惑メールは正しい署名を添付できないため、届いたメールが偽装メールであるかの判断が受信側で可能となり、フィッシング詐欺や迷惑メールへの対策のひとつとして有効に活用できます。
 より多くの企業、団体やサービスが送信ドメイン認証技術を導入することで、より高い効果が期待できます。

  今回の「DomainKeys」導入では、ウェブを介して「Yahoo!メール」から送信されるメールの一部に、電子署名を添付します。2005年8月末をめどに、すべてのメールに電子署名が添付されるようにしていきます。
 また、「Yahoo!メール」に届いたメールをウェブ上で確認する際、そのメールに「DomainKeys」の電子署名が添付されているかが一目でわかるようにするなど、「Yahoo!メール」の機能を拡張していく予定です。

  Yahoo! JAPANは今後、「DomainKeys」による送信ドメイン認証の標準化を推進してまいります。また、「Yahoo!メール」だけでなくあらゆる電子メールサーバーで「DomainKeys」が導入されるよう、普及活動を積極的に行ってまいります。



【DomainKeys】
米ヤフーでは「DomainKeys」の導入を2004年11月より開始しました。現在、「DomainKeys」によって署名された電子メールを毎日約3億5000万通受け取っています。また、米シスコ(Cisco Systems, Inc.)とともに、業界標準化に向け、電子メール発信元識別仕様「DomainKeys Identified Mail」(DKIM)をIETF(Internet Engineering Task Force)に提出しました。2005年7月31日から8月5日にかけてパリで開催されるIETFのミーティングでDKIMについて討議されます。

【Yahoo! JAPAN】http://www.yahoo.co.jp/
ヤフー株式会社(市場名:東証1部、銘柄コード:4689、本社:東京都港区、設立年月日:1996年1月31日、代表取締役:井上雅博)が運営するYahoo! JAPANは、1か月あたり約4022万人のユニークカスタマー数※と、1日10億3000万ページビューのアクセスを誇るインターネットの総合情報サイトで、検索、コンテンツ、コミュニティー、コマース、モバイルなど多くのサービスを提供しています。Yahoo!のグローバルウェブネットワークは、アメリカ合衆国、ラテンアメリカ、カナダ、ヨーロッパ、アジアなど世界25の国と地域で展開しています。

※2005年6月のNielsen//NetRatings「NetView AMS JP」における家庭からの視聴率84.7%、職場からの視聴率86.1%というデータをもとに、家庭、または職場からのインターネットユーザーを約4745万人(NetRatings Japan「インターネット基礎調査」より)としてYahoo! JAPANのユニークカスタマー数を算出。


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