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「『会社』は誰のものだと考えますか?」と聞いたところ、「株主」(31.6%)と「社員」(25.2%)という回答が拮抗しました。次いで、「代表取締役」(15.6%)、「社会全体」(15.3%)の順でした。 |
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「『会社』はどのような存在だと考えますか?」と聞いたところ、「株主に支配されるお金儲けのための『モノ』」(7.7%)、「会社資産を保有する『ヒト』の集団」(35.5%)、「その両方」(31.1%)との回答でした。会社を「モノ」としてのみとらえている人は少ないことがわかりました。 |
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株による会社支配に対する考え方を聞いたところ、「資本主義において当然のことである」(48.9%)、「マネーゲームのようで違和感がある」(33.6%)と回答が分かれました。 |
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「株主に対する経営責任を負っているのは、誰だと考えますか?」の問いに対して、「取締役会全員」、もしくは「代表取締役」と回答した人は合計で、全回答者の75.0%を占め、「社長」(8.3%)とは責任範囲を区別して認識していることがわかりました。 |
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「あなたにとって『企業価値』とは何ですか?」との問いに対しては、「時価総額」(22.1%)、よりも「企業への共感の度合い」(54.2%)とする回答が上回りました。 |
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現在、株を保有している人に聞いたところ、株主への利益の還元については、79.4%が「十分でない」と回答しました。また、株主総会へは、15.5%が出席すると回答しました。出席の理由(複数回答)としては、「経営状態について理解を深めるため」(50.0%)、「どのようなものか体験するため」(34.4%)、欠席の理由(複数回答)としては、「時間や地理的な制約があるため」(67.1%)、「葉書やインターネットで議決権を行使できれば、それで十分だと思うため」(39.0%)などがあがりました。 |