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プレスリリース

1999.01.25

米国ブロードキャスト・ドット・コム社との 合弁会社設立に関する件

1999年1月25日
ソフトバンク株式会社
ヤフー株式会社


米国ブロードキャスト・ドット・コム社との
合弁会社設立に関する件


 ソフトバンク株式会社(東京都中央区、代表者:孫正義)とヤフー株式会社(東京都中央区、代表者:井上雅博)は、米国ブロードキャスト・ドット・コム社(本社:テキサス州、最高経営責任者:トッド・ワグナー)と、日本における合弁会社「ブロードキャスト・コム株式会社」を設立することで基本的に合意しました。この合弁会社は米国ブロードキャスト・ドット・コム社同様、インターネット上におけるストリーミング(動画・音声等の同時配信)技術を用いたオン・デマンドのサービスを行います。

 合弁会社の資本金は5億5千万円、持株比率は当社50%、米国ブロードキャスト・ドット・コム社40%、ヤフー株式会社が10%となり、孫正義が代表者になる予定です。

 ストリーミング技術は、いままでのメディアには成し得なかった、ユーザーの必要な時に必要な情報を即座に入手することを可能にします。米国ブロードキャスト・ドット・コム社のサービスでは、ユーザーは無料でインターネットを通じ自由に映像や音声のコンテンツを入手でき、自身のパソコン上で再生することができます。

 広告を出稿する企業には新しいインターネット広告のマーケットプレイスが生まれます。確実に的確な広告が展開される媒体構造のため、従来のメディアより顧客に対して一歩進んだ宣伝広告の場を、直接的かつ低コストで提供します。

 昨今のインターネット技術の進歩により、インターネット上のウェブサイトが従来の静止画の域を出て、いよいよオンラインで動画・音声の提供をスムースに行える域までにと日進月歩の勢いで発展しています。今後もこうした技術は、より発展し、一般化してくると予想されています。そうした中で、インターネット広告の形態も、静止画のバナー広告だけでなく、動画・音声を伴った形の宣伝広告へとシフトしています。ブロードキャスト・コム株式会社は、積極的にインターネットの新技術を取り入れつつ、低コストでインタラクティブ(双方向性)といったインターネットの特性を生かし、広告クライアント及びユーザーの双方にとって利便的な環境作りを提供します。


(ご参考)
[合弁会社の概要(予定)]

1. 会社名ブロードキャスト・コム株式会社
2. 所在地東京都中央区日本橋箱崎町24番1号
3. 設立日1999年1月
4. 事業内容インターネット上での動画・音声情報配信サービスの提供等
5. 代表者孫 正義
6. 資本金5億5千万円
7. 出資比率ソフトバンク株式会社 50%
米国ブロードキャスト・ドット・コム社 40%
ヤフー株式会社 10%

[米国ブロードキャスト社の概要]

1. 会社名broadcast.com inc.
2. 設立年1995年9月
3. 所在地米国テキサス州ダラス
4. 事業内容インターネット上での動画・音声情報サービスの提供等
5. 代表者マーク・キューバン(President and Co-founder)
トッド・ワグナー(CEO and Co-founder)
6. 従業員数275人


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