ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社のコーポレートサイトはこちらです。
当ページに記載されている情報は、2023年9月30日時点の情報です。

企業情報

2018.05.16

ヤフーの公式キャラクター「けんさくとえんじん」と行く3社コラボの特別ツアー

ヤフーの公式キャラクター 「けんさくとえんじん」と行く3社コラボの特別ツアー

ヤフーの公式キャラクター「けんさくとえんじん」。2016年の登場以来、ヤフーのサービスを彩るマスコットとして、さまざまな場面で活躍中です。

そんな「けんさくとえんじん」が、2018年2月に実施した全日空商事と主婦の友社による共同ツアープロジェクト「赤ちゃんごきげん沖縄の旅」第2弾の応援キャラクターに採用されました。

なぜヤフーの公式キャラクターが、旅を応援することになったのでしょうか? その経緯と意義について、同プロジェクトを企画した3人の担当者に話を聞きました。

航空会社と出版社がタッグを組み、実現した沖縄ツアー

「主婦の友社さんと出合ったのは2016年のこと。ライセンス関連のイベントでした」

そう話すのは、全日空商事株式会社生活産業カンパニー インフライトサービス事業部事業開発チームの松井規代さん。旅客サービスの向上につながる商品やサービス企画のアイデアを求めてイベント会場に足を運んだ松井さんの目に、あるメッセージが飛び込んできました。

松井さん:
主婦の友社さんのブースに
「赤ちゃんが生まれたばかりだと、家族旅行はハードルが高い。この問題を一緒に解決してくれる会社はありませんか?」

というメッセージが貼られていました。すぐ全日空グループ会社として協力できると思い、お声掛けさせていただいたんです。

画像
(全日空商事株式会社の松井規代さん)

株式会社主婦の友社メディア・コンテンツビジネス事業部部長の勝川賢一さんは、こうしたメッセージを掲げた理由を次のように話します。

勝川さん:
当時、主婦の友社が発行する育児雑誌「Baby-mo(ベビモ)」の編集長はちょうど育児休暇を終えたばかり。このメッセージは、彼女が日常の中で感じていた課題を率直に書いたものでした。

画像
(株式会社主婦の友社の勝川賢一さん)

これをきっかけに、両社は赤ちゃんとその家族のための共同プロジェクト「@baby(アットベビー)」を開始。その一環として、2017年2月に2歳以下のお子さんを持つ家族向けツアー企画が実現しました。

ツアー第2弾は「けんさくとえんじん」が応援キャラクターに

ヤフーがこのツアーに関わりを持ったのは、1回目のツアーの成功から約5カ月後のことでした。「けんさくとえんじん」のマーケティング担当の石丸は、翌年、全日空商事と主婦の友社が出合ったものと同じイベント会場で見かけた@babyプロジェクトの活動報告に共感を覚えたといいます。

石丸:
まず「赤ちゃんを持つママ・パパの子連れ旅行の不安を解消し、楽しい家族の思い出作りを応援する」いう社会的意義のあるコンセプトに強くひかれ、ご挨拶をさせていただきました。

画像
(ヤフー株式会社の石丸)

勝川さん:
イベント終了後にキャラクター活用の提案をいただいたのですが、とても愛らしいけんさくとえんじんなら、幼いお子さんやその親御さんにも喜んでいただけると思いました。

松井さん:
1回目のツアーを振り返るなかで、この取り組みを象徴するようなシンボルやキャラクターの必要性を感じていたタイミングで、ツアーの意図や内容に沿ったご提案をいただけたのはうれしかったですね。

画像
(けんさくとえんじんのオリジナルコンテンツが楽しめるタブレット端末)

画像
(オリジナルコンテンツ:あそべるけんさくとえんじんのABC Days)

石丸:
羽田から沖縄までは飛行機で約3時間。この間に小さなお子さまが飽きてしまわないよう、けんさくとえんじんの英単語学習コンテンツで遊べるタブレット端末の機内貸し出しを提案しました。そのほかにも、ツアー参加証やツアー中にけんさくとえんじんが登場し、記念撮影する機会を設けるなど、旅の思い出作りにつながるようなご提案を心がけました。

機内で遊んでいただいたコンテンツのキャラクターが、ツアーのどこで現れたら喜んでいただけるか、松井さんや勝川さんに相談させていただきながら展開を考えました。その結果、集合写真の待ち時間を利用して、一緒に遊んで撮影できる時間を設けたところ、皆さんにとても喜んでいただくことができました。
ツアー開始当初は「白くて小さい子」「茶色くて大きな子」と呼ばれていたキャラクターたちが、ツアーの終盤には「けんさくとえんじんがいるよ!」と、呼びかけられていて、うれしかったですね。

ツアーがはじまる前のワクワク感の演出から、コンテンツ体験や記念撮影などを通じてキャラクターを認知していただき、その思い出をご自宅にお持ち帰りいただくという一気通貫したコミュニケーションが実現できたのは、とても貴重な体験でした。

画像
(記念撮影のためにスタンバイ中)

画像
(お土産のノベルティ)

今後もキャラクターとのタッチポイントを増やしていきたい

最後に、今回のツアーでけんさくとえんじんが果たした役割について、皆さんの評価を伺いました。

松井さん:
石丸さんが言う通り、皆さんにワクワク感や楽しさを伝えてくれたと思います。ツアーに参加してくださった方々は、きっとこれから、さまざまな場所で、けんさくとえんじんを目にされるでしょう。そのたびに「沖縄旅行、楽しかったね」という思い出をご家族で共有してもらえるのではないでしょうか。けんさくとえんじんが起点となり、ご家族の笑顔が広がっていくとすれば、私たちとしてもうれしい限りです。

勝川さん:
ツアー終了後、協賛企業の1つであるオリンパスさんからお借りしたカメラで撮った写真を拝見する機会があったのですが、けんさくとえんじんと一緒に写った家族写真がたくさんありました。おそらく、こうした自然な形で、家族の記憶や思い出に関われるのはキャラクターならではの強み。けんさくとえんじんはとてもいい仕事をしてくれました。

石丸:
キャラクターと実際に触れ合う機会は、キャラクターのファンになっていただく上でとても大切だと改めて感じました。
2018年3月末には、福岡のヤフオク!ドームにホークスユニフォームバージョンのけんさくとえんじんフィギュアが設置されました。

こうした取り組みを通じて企画ごとにコンセプトに寄り添い、キャラクターとのタッチポイントを増やしていければと思っています。
このツアーで得た教訓を糧に、これから積極的にキャラクター展開を図っていきたいです。

画像
(ホークスユニフォームバージョンのけんさくとえんじんフィギュア)

今回の取材終了後、さっそく次のツアーに向けたアイデアが、松井さん、勝川さん、石丸の間で飛び交っていました。次回はどのようなツアーになるのでしょうか。いまからとても楽しみです。

画像
(向かって左から勝川さん、石丸、松井さん)

<けんさくとえんじんとは?>

ヤフーの公式キャラクターけんさくとえんじんは、インターネットの裏側の住人です。
二人は世界中の好奇心に応えるため、日々ネットの世界で探し物や調べ物を手伝って暮らしています。

画像
(けんさく 頭が良くて、すばしっこくて、探し物が得意。ヘルメットはえんじんにプレゼントしてもらった)

画像
(えんじん 話すのは苦手だけど、プログラミング言語は得意。やさしくて、ちからもち。けんさくと幼なじみ)

【関連リンク】

※記事内容および、社員の所属は取材当時のものです。

このページの先頭へ