7月に開催したHack Dayでは、最優秀賞、投票で選ばれるHappy Hacking(社内限定・公開)賞、技術賞、UX賞、課題解決賞、メディアアート賞の7つの賞が各チームに送られました。
今回は、投票賞(社内限定部門)を受賞したチームのメンバーに話を聞きました。
とても仲の良いチームで、インタビュー中はほとんど笑いっぱなしだったのが印象的でした(^^
(このチームの作品は、現在特許調査中のため詳しい内容は書けません)
(写真左から、酒井、Prasad Harsh、中島、浜田、Anup Naik)
- 今回のテーマはどうやって決めたのですか?
中島:
このチームで出場したのは2回目ですが、前回と同じく、社内のカフェや社食などに何度か集まってアイデアを出し合いました。
今回のテーマを選んだのは、まだ日本だと目新しい見た目やUXだったこと、作ることによって価値があるものをやりたいと思ったからです。
検討していた内容はもっと大きなものだったのですが、2日で実装できるよう、少しコンパクトにしました。
浜田:
とにかく便利なものを作りたいねと話している中で、普段みんなが不便に感じていることを出しあって、その中から決めました。
ヤフーのサービスと結びつけることができれば、独自サービスにつなげられるかもしれないとも思いました。
Anup:
どのテーマが一番新しく、一番ユーザーに役立ってインパクトが大きいかを検討しました。
Harsh:
毎日の生活で感じる課題や問題を解決できるモノを作りたいと思っていました。

(左からPrasad Harsh、中島)
- 作業分担はどのようにしていましたか?
Harsh:
今回、エンジニアが4人で、デザイナーがいなかったんです。
酒井:
私は普段は企画職として働いているため、デザイン作業はまったくやっていなかったのですが、調べながらアプリアイコンや動画資料を初めて作成しました。
中島:
私は全体の仕様確認と調査、APIの開発部分を主に担当しました。
APIが思っていたより早く用意できたので、アプリの開発担当だった浜田さんが一番大変そうでした。
浜田:
他のメンバーは技術的なところじゃないところで助けてくれました。お菓子を差し入れてくれ たりとか(笑)
Harsh:
2日目は発表の準備や、API側の不具合がないかを調査したり、細かな調整をAPI側でできるようにしたり、アプリの仕様を増やして負担をかけないようにしながら、磨き込みをしました。
-プレゼンでこだわった点を教えてください。
酒井:
2日目は資料作りに集中しました。
このサービスがもし世に出たら人々の生活がどんな風に変わるのか、そこまでイメージしてもらえるよう意識しました。
中島:
私たちのチームはスライド資料ではなく90秒の動画を作成したので、聞いている人が理解しやすい速度になるよう撮り直しもたくさんしました。
- 展示のときの反応はどうでしたか?
Harsh:
使ってみてもらって、目の前で良い反応をしてもらえたのがうれしいです。
「これが実際に使えるようになったら、便利になるね」と言ってくれた人もいましたね。

(左から浜田、Anup Naik)
- Hack Dayの魅力を教えてください。
Harsh:
普段の業務や、週末ではなかなかできない、やってみたいと思っていたことをやれる機会を持てることです。
来年もまた、まだやっていないことにチャレンジしたいと思います。
中島:
みんなで考えたものをみんなで作れることが魅力です。
酒井:
トレンドの技術に触れたり、新しいことにチャレンジしたりしながらチームで集中してモノづくりができることです。
浜田:
お互いに言いたいことを遠慮なく言い合いながら、モノを作れることが面白いです。
Anup:
新しいアイデアや技術を勉強できる2日間。今やっている仕事だけではない、新しい考え方も身につくので、業務に生かせると思います。
- 次回のHack Dayでやってみたいことは?
Harsh:
メンバー全員がまだ一度もやったことがないことをやってみたいです。
他のチームが作っていたような、工作的な作品も作ってみたい。
Anup:
工作でも、ユーザーの生活をちょっと便利にできる、使えるモノを作りたいです(^^

(投票賞の賞品のキーボード「Happy Hacking Keybord」)