経済産業省と東京証券取引所が6月9日に発表した「攻めのIT経営銘柄2016」にヤフーが選出されました。
これは東証の上場会社のなかから、ITを積極的に活用して経営革新や収益水準・生産性の向上につなげている企業を紹介するものです。
今回ヤフーが選定された主な理由は以下の2つです。
1.ビッグデータ活用の質・量を刷新する3つの取組みを実施
(1)データに関連する積極的な設備投資(投資額は過去数年で約200倍)
(2)先端企業とのアライアンス
(3)研究領域での活動
また、ヤフーは2015年4月にデータやサイエンス関連部署を統合、データプラットフォームやビッグデータの利活用を統括する専門の部門を設置しています。
2.事業者向け、ユーザ向けの両面からIoTの取組みを実施
IoT市場に、プラットフォーマーとして参入することを目指し、IoT製品やサービスが集まる事業者向けの「myThingsプラットフォーム」を構築。
ユーザー向けには、IoT製品やWEBサービスを組み合わせて、IoTの新しい使い方を生み出せるスマートフォンアプリ「myThings」を開発しています。
ヤフーは今後もITを積極的に活用し、新しいサービスを提供していきます。
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