事業領域

当社グループのビジネスセグメントはメディア事業、コマース事業、その他の3つに分けられます。

2016年度の売上高は8537億円です。内訳は、メディア事業が32%、コマース事業が65%、その他事業が3%です。2016年度の営業利益は1920億円です。内訳は、メディア事業が68%、コマース事業が30%、その他事業が2%です。

(注)
売上高構成比率、営業利益構成比率は調整額を考慮せずに算出しています。
2017年度より開示セグメントを変更しました。新セグメントに合わせて遡及修正した2016年度売上高・営業利益のセグメント別構成比を記載しています。

メディア事業

メディア事業は、日常に欠かせない多様なメディアサービスを提供することで多くの利用者を集め、広告により収益を上げています。メディアサービスでは、「Yahoo! JAPAN」トップページや「Yahoo!ニュース」などを提供しており、広告サービスでは、ディスプレイ広告や検索連動型広告などを提供しています。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告の主な商品には、Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)とブランドパネルがあります。

  • Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)とは、Yahoo! JAPANのコンテンツページの他、提携サイトのコンテンツページにも表示される広告です。Yahoo! JAPANの圧倒的なリーチをベースに、属性や地域情報による利用者の絞り込みや、閲覧履歴に基づくターゲティング機能の活用により、広告主の商品やサービスに興味がありそうな利用者に広告を表示します。広告閲覧者のクリックに応じて広告売上が発生します。

    ヤフーディスプレイアドネットワークの表示場所の例

  • ブランドパネルとは、「Yahoo! JAPAN」トップページに表示される広告です。視認性・表現力に優れた広告で、広範なインターネット利用者に対する商品やサービスの認知度向上、ブランディングを目的として利用できます。広告の掲載面・表示回数・価格等をあらかじめ保証して広告を表示することにより、広告売上が発生します。

    ブランドパネルの表示場所の例

検索連動型広告

検索連動型広告「スポンサードサーチ」は、検索キーワードに関連した広告を検索結果画面に表示するサービスです。
商品やサービスの情報を探しているインターネット利用者に最適な広告を表示します。地域・日時などを指定することもでき、購買意欲の高い見込み客へ効果的に広告を表示できます。広告閲覧者のクリックに応じて広告売上が発生します。

検索連動型広告の表示場所の例

コマース事業

コマース事業では、「ヤフオク!」「Yahoo!ショッピング」「Yahoo!トラベル」などのeコマース関連サービス、「Yahoo!プレミアム」「Yahoo! BB」などの会員向けサービス、「Yahoo!ウォレット」「Yahoo!カード」などの決済関連サービスなどを提供しています。

ヤフオク!

「ヤフオク!」は、Yahoo! JAPANが運営するネットオークションです。「ヤフオク!」の売上は、主に落札時の手数料収入によって成り立っています。「ヤフオク!」は利用者の「高く売りたい、安く買いたい」というニーズに応えることで拡大し、国内最大級の利用者数を誇っています。
さらに2017年2月には、利用者の「すぐ売りたい、買いたい」というニーズにも応えるため、定額で売買することのできる「フリマ」機能を導入しました。
今後もさらなる機能改善や新規利用者拡大のための施策などにより、取扱高の拡大を目指していきます。

ヤフオクのスマートフォンアプリのアイコンのイメージと、衣服の商品ページのイメージ

Yahoo!ショッピング

「Yahoo!ショッピング」はYahoo! JAPANが運営するオンラインショッピングモールです。2013年10月に、月額ストア出店料および取扱手数料を撤廃するeコマース新戦略を導入しました。現在の「Yahoo!ショッピング」の売上は、「Yahoo!ショッピング」に出店するストアから出稿される広告収入によって成り立っています。月額ストア出店料などの無料化による売り手・商品数の充実を起点に、買い手・取扱高を増加させ、広告収益の拡大を目指します。
さらに、スマートフォンアプリの機能改善による利便性の向上、「Yahoo!プレミアム」会員やソフトバンクグループ会員、「Yahoo!カード」会員へのポイント進呈優遇施策などの販促活動を通じ、取扱高の成長を加速させます。

ヤフーショッピングのスマートフォンアプリのアイコンのイメージと、水の商品ページのイメージ

Yahoo!プレミアム

月額有料会員サービス「Yahoo!プレミアム」に登録することで、「ヤフオク!」や「Yahoo!ショッピング」への出品が可能となるほか、「Yahoo!ショッピング」、「LOHACO」での購買に対する追加Tポイントの進呈や、ゲームや動画、書籍を含むデジタルコンテンツの利用における優待などさまざまな特典を受けられます。
2017年6月より、ソフトバンクのスマートフォン利用者向けに、「Yahoo!プレミアム」会員特典の無料提供を開始しました。このような施策等により、「Yahoo!プレミアム」会員数は順調に拡大しています。

ヤフープレミアム会員の特典の対象となる主なサービスには、ヤフーショッピング、ヤフオク、ヤフーチケット、ヤフーメール、ワイジェイカード、ヤフー無線ランスポット、ロハコ、ヤフーゲーム、ヤフートラベル、ヤフーブックストア、ヤフー占い、ヤフー知恵袋、ギャオ、ヤフーニュース、ヤフーワイファイ、ヤフーボックス、ヤフー映画、ヤフー補償などがあります。

決済金融

クレジットカード関連事業、FX関連事業、決済関連事業などに取り組んでいます。
2015年4月より、「Yahoo! JAPANカード」の提供を開始しました。eコマース関連サービスの成長に合わせ、「Yahoo!ウォレット」、「Yahoo! JAPANカード」、(株)ジャパンネット銀行等の自社グループ決済サービスの利用拡大を推進しています。今後も、利用者獲得施策や利用促進施策を通じて取扱高を拡大し、それに伴う決済手数料収入の増加を目指していきます。
また、2016年5月には、「Yahoo!ウォレット」の新しい決済機能として、「Yahoo!マネー」の提供を開始しました。「Yahoo!マネー」は「ヤフオク!」「Yahoo!ショッピング」「LOHACO」等で利用できる電子マネーです。

ヤフージャパンカードには、ねん会費永年無料、Tポイントが貯まりやすい、カードブランドを選べるといった特徴があります。

その他

データセンター事業やIDサービス事業などに取り組んでいます。データセンター事業では、連結子会社の(株)IDCフロンティアを中心に、データストレージサービスやクラウドサービスを提供しています。

クラウド、ビッグデータ、データセンター、ネットワーク各事業のイラスト