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ビッグデータ分析でみるインフルエンザ感染状況:2017-2018

こんにちは、「Yahoo! JAPANビッグデータレポート」チームです。

毎年ビッグデータレポートでお届けしているインフルエンザ感染状況ですが、昨年の「ビッグデータ分析でみるインフルエンザ感染状況:2016-2017」に続き、今年も毎週更新をしてまいります。更新内容は厚生労働省より毎週発表されているインフルエンザの発生状況(定点あたりの報告数)を事前に予測した値と、リアルタイムのインフルエンザ感染状況を日本地図に可視化したデータとなります。

それでは、ビッグデータ分析による1月8日~1月14日週のインフルエンザ状況をご覧ください。

(図1)検索数データによるインフル患者報告数予測

2017年11月21日から11月27日までの間のインフルエンザ患者報告数。予測値は0.98 2017年11月27日から12月3日までの間のインフルエンザ患者報告数予測。予測値は3.07 2017年12月4日から12月10日までの間のインフルエンザ患者報告数予測。予測値は2.61 2017年12月11日から12月17日までの間のインフルエンザ患者報告数予測。予測値は6.63 2017年12月18日から12月24日までの間のインフルエンザ患者報告数予測。予測値は12.42 2017年12月25日から12月31日までの間のインフルエンザ患者報告数予測。予測値は18.45 2018年1月1日から1月7日までの間のインフルエンザ患者報告数予測。予測値は21.58 2018年1月8日から1月14日までの間のインフルエンザ患者報告数予測。予測値は28.21 <
資料:
国立感染症研究所、Yahoo!検索

上記グラフは、定点あたりの患者報告数と強い相関を持つ某キーワードの検索数に基づき推定を行っています。詳しくは以前公開した「インフルエンザだけじゃない!? ビッグデータと流行性感染症との関係」をご覧ください。 1月8日~1月14日週のデータによると、推測される定点あたりの患者報告数は28.21(人/定点)となり、先週の厚生労働省の発表数値である16.31から大きく増加しました。例年この値が30を超えると流行のピークになったと判断していますが、ほぼ寸前までの値になっており、来週にもピーク時期に入る可能性が高いと言えます。なお、毎年厚生労働省の年始発表数値はビッグデータ予測値よりも低くなる傾向があります。

次は、都道府県別のインフルエンザの感染状況を検索データから可視化した「インフルエンザ感染状況マップ」です。

(図2)インフルエンザ感染状況マップ

2017月11月13日〜19日

2017年11月
2017年12月
2018年1月
2018年2月
2018年3月
資料:
Yahoo!検索データ

1月8日~1月14日週のデータでは、多くの都道府県が蔓延エリアに入りはじめています。これまでは九州・四国が高い値を示す傾向がありましたが、それらに加えて静岡や三重、奈良、和歌山など太平洋側にもインフルが蔓延している様子が見て取れます。今冬は太平洋側かつ南から拡大しているように見受けられます。

この日本地図の配色の元となっているインフルエンザ状況マップは以下のような基準で配色されています。縦軸の「検索割合スコア増加率」が先週からの検索伸び率となっており、感染拡大の勢いを表します。横軸は「検索割合スコア」となっており、右にいくほどその都道府県において患者数が多いということを表しています。

(図3)インフルエンザ感染状況マップの流行から終息までの流れ

この図は、インフルエンザの流行から拡大、終息までの流れを表した図です。インフルエンザの1シーズン中の流れを縦軸に検索割合の増加率、横軸を検索数とすることで「流行」「拡大」「蔓延」「峠を越える」「減衰」「終息」の一連の流れとしてデータで表現できるということを図解しています。

この図は、インフルエンザの流行から拡大、終息までの流れを表した図です。インフルエンザの1シーズン中の流れを縦軸に検索割合の増加率、横軸を検索数とすることで「流行」「拡大」「蔓延」「峠を越える」「減衰」「終息」の一連の流れとしてデータで表現できるということを図解しています。

今後とも「Yahoo! JAPAN」ビッグデータレポートをよろしくお願いいたします。