DESIGNER

デザインを通じて良質な移動体験をユーザーに提供し続けたい

せきたけしの画像
関 豪志(せき たけし)
2011年入社 [中途]
メディアカンパニー 検索統括本部 移動交通本部 デザイナー

現在担当している仕事について教えてください

デザイナーとして「Yahoo!路線情報」のデザイン全般に携わっており、主にiOS版「Yahoo!乗換案内」アプリのUIデザインとビジュアルデザインを手掛けています。意識しているのは、誰が見ても路線や乗り換えが分かりやすい、直感的に理解できてユーザーを迷わせないデザインの追求です。さらに、愛着が持てるデザインかどうかも重要です。使いやすさだけを追求してしまうと、堅苦しいデザインになりがちだからです。
トップ画面はアプリの顔であるとも言えます。余計なデザインを引き算していくことで、使い勝手とシンプルな印象を両立させています。また、飛行機を使うルートでは風のような線を、船を使うルートでは波に似た線をそれぞれ取り入れるなど、面白いと思わせるエッセンスも全体との調和を意識しながら取り入れています。

仕事のやりがいや醍醐味、面白さは?

とにかくユーザーからさまざまなご意見をいただけることです。直接いただいたご意見やご要望、アプリストアのレビューのチェックはもちろん、SNSに投稿されたサービスへの意見まで、ユーザーの声を日々欠かさずチェックしています。前職はコンサルティング会社だったのですが、そこで受注したサービスは、ヤフーのサービスほど利用者数が多くありませんでした。また、納品したらそこで案件が終わってしまうので、ユーザーの声を聞く機会もなければ、サービスを育てる、という感覚もありませんでした。ですので、今の仕事には大きなやりがいを感じます。
「スクショ機能」や、乗り換えホームの詳しい案内や到着地の周辺情報を確認できる機能などを追加したりと、ユーザーの声がきっかけとなった改善も多いので、まさに、ユーザーに支えられていることを実感しています。

ヤフーに入社する前はどのような仕事をしていましたか?

2007~2008年にかけてフリーランスとして中国本土で働いていました。前々職の会社で、上司に「20代のうちにやりたいことはやっておいた方がいい」とアドバイスされたことがきっかけで、当時五輪や万博で盛り上がる気配のあった中国へ。大連で仕事をしながら中国語を学び、独立して北京へ。中国で事業展開する日本企業のウェブページ作成などを請け負っていました。
当初は私独自のサービスを作って中国で展開することも考えたのですが、具体的なアイデアが浮かばなかった。そしてそれを実行しようとすると中国人との強いコネクションが必要でもあったのですが、その壁も突破できなかった。何かをやろうと思ってさまざまな案件を受注していましたが、一度日本へ帰ってコンサルティング会社に2年ほど勤務。コンサル会社では、外部のクライアントの案件を受注していました。その後ヤフーに転職、という経緯です。

転職のきっかけを教えてください。また、ヤフーを選んだ理由は?

私にとって良いUIの基準がヤフーだったためです。デザイナーとして画面デザインの構成、その見せ方に悩んだときはいつもヤフーを参考にしていたので、憧れていました。中国から帰国後、ヤフーの選考を受けたのですが、そのときは不採用となってしまいました。それでもあきらめず、2年の時をへて再挑戦したところ、ご縁をいただけました。

一日のスケジュール

10:00

出社。メールチェックとその日のタスクを確認。

11:00

ユーザーの声を確認。ご意見やご要望、アプリストアのレビューやSNSの声を毎日チェックしています。

12:00

ランチ。気分転換に外に出ることが多いです。積極的に新しいお店を開拓しています。

13:00

仕様書の作成。気になることはその場で関係者と直接話しながら進めます。

15:00

仕様書レビュー。企画担当者、エンジニアといった各職種のメンバーが知恵を出し合いながら、使い勝手や実装工数などのすり合わせを行います。

16:00

テストアプリのチェック。バグ出しは職種問わず全員で確認します。

17:00

上長と1on1ミーティング。仕事の話はもちろん、フランクに世間話もします。

20:00

退社。

入社前のイメージとギャップはありますか?

ヤフーは大企業で業界では老舗ですので、入社する前は保守的な会社なのではと勝手にイメージしていました。しかし入社してみると想像していたよりはるかにチャレンジングな風土で、新しい試みを常に模索していました。
例えばアプリにある機能を追加しようとする場合、その日のうちにメンバーが集まって話し合いが行われます。企画担当者、エンジニアそれぞれの視点で課題を整理したうえでOKが出れば、すぐに実装に向けて動き出すことができたりと、もちろん案件や部署にもよりますが、小回りが利き、意志決定が早いことに驚きました。

仕事終わりや休日の過ごし方を教えてください

仕事後は、体調管理のために途中駅で下車し、トレーニングウエアに着替えて自宅までランニングをします。ときには、路線情報の使い勝手を知るためにあえて遠回りして帰ることも。電車を乗り換える際の情報の見せ方などをユーザー目線で検証する良い機会です。
休日はギャラリーや美術館、アパレルのショップなどを巡ったりします。もともとアートやデザインがとても好きなので、そこで得た体験や表現を、仕事に生かせることも多いです。長い休みを年に数回取得して、海外旅行へ行くこともあります。

よく利用している、あって助かっている会社の制度は?

株式累積投資制度(るいとう)は株式会社という仕組みを知って、経済に興味を持つ良いきっかけだと思います。毎月一定の金額を継続的に積み立てるかたちでの株式投資ですが、ヤフーではその積立金に加えて、会社から業績連動型での奨励金(15~25%)が加算されます。
私は個人的に株式投資の経験があるのですが、奨励金と同じくらいの利益を出し続けるのは簡単ではないと知っていましたので、会社補助で奨励金の上乗せが確約されているのは驚くほどの手厚さですし、将来へ向けて安心感を与えてくれる制度だと感じます。
実際に株式投資を始めると、そもそも株とは何か、株式会社とは何か、他社の株価はどうなっているか、利益を出すためにはどうすればいいのかなどを知る必要があるので、それらを学ぶ良い機会にもなるこの制度は素晴らしいと思っています。

5年後の自分はどうなっていたいですか?

日本の公共交通網の複雑さは世界有数です。それをユーザーが簡単に理解できて、乗り換えなどをスムーズに行ってもらえるように導くのがデザインの役割なので、引き続きデザインを通じて良質な移動体験を提供し続けたい、と考えています。
またYahoo!路線情報での仕事を極めたいという思いがある一方で、これまで経験したことのないさまざまなサービスに携わりたい、という希望もあります。例えば、別の仕事をしたいと思った場合、他社では転職しなければかなわないようなことも、ヤフーは多彩なサービスがあるので、異動で比較的容易に実現できる可能性があります。ヤフーが持つ、さまざまな新しいサービスに携われる可能性があることは、デザイナーとしても大きなメリットだと思っています。もし将来的に別の部署に異動したとしても、ユーザーに分かりやすく情報を伝えるデザインを求めてゆきたいという思いは変わりません。

転職を考えている人へのメッセージをお願いいたします

私自身もヤフーで一度不採用となった経験があったからこそ、努力を怠らず、成長できたと思っています。あるときは不採用だったとしても、自身の仕事内容や考え方を見直す良い機会と捉えて、きちんと改善していけば、必ずもう一度見てもらえるチャンスも訪れますので、日々の努力を怠らないようにしていただければと思います。

※内容は取材時のものです

このページの先頭へ