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高い技術力を誇るエンジニアと切磋琢磨しながら働ける

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佐野 峻平(さの しゅんぺい)
2015年入社 [新卒]
テクノロジーグループ サイエンス統括本部 エンジニア

現在担当している仕事について教えてください

サイエンス統括本部に所属し、Yahoo!音声アシストという、ユーザーがスマホに話しかけることで、欲しい情報を簡単に知ることができたり、アラームのセットや電話発信などの操作ができるAndroidアプリを開発しています。このアプリの音声認識率は高いと言われており、乗り換え案内や天気を調べたり、メールの内容を読み上げたりすることもできます。
これには「意図理解」という技術が使われているのですが、私はその研究開発に携わっています。例えば、「きょうの東京の天気は?」と聞いたとき、「天気の情報を知りたい」というユーザーの意図をYahoo!音声アシストが「きょう」は日付で、「東京」は地名……などと理解し、天気以外にも必要な場所や時間といった情報も同時に取ってくる技術のことです。

佐野の写真

言葉は、同じ意図を持って話されたとしても、さまざま表現がなされます。例えばアプリ音声のボリュームを大きくしたいとき、人間は「スピーカーの音量を大きくして」という表現のほかにも、「ボリューム上げて」「音声が小さくて聞こえない」など人により大きく言い回しが違うものです。それらすべてにアプリが対応できるように作っていくのは大変ですが、その分やりがいはあります。さまざまな表現を想定してプログラムを組んでいて、方言にもある程度は対応可能です。
仕事は細かい作業の積み重ねです。多くのデータを覚え込ませていく作業は、例えるなら一つの人格を作っていくということ。コンピューターが語尾のバリエーションなどを覚えてゆき、言葉を理解できたと感じられた瞬間は技術者冥利に尽きますし、音声アシストの反応が滑らかになったり、意図したとおりの結果が出てきたりするととても面白さを感じます。
ユーザーのレビューで「いつも楽しく使っています」「癒やしになっています」という声をいただくと、「頑張ってよかった」とおおいに励みになります。

仕事をするうえで一番大切にしていることを教えてください

この言葉を選んだ理由は二つあります。一つは自分の幅を広げるような経験をしていきたいので、いまの自分にそれをプラスしたいということ。もう一つは日々の業務で求められる水準にプラスαした成果を出し続けてゆきたいという思いからです。

在学中の専攻、研究内容は?

情報理工学系研究科電子情報学を専攻し、自然言語処理の研究室では「英語の品詞タグ付けアルゴリズムの改善」、修士課程の研究室では「SNSでいいねの数を増やすハッシュタグの推薦」に取り組んでいました。
幼少のころからコンピューターやプログラムに触れるのが好きだったので、その延長で、情報系を選択しました。大学に入ってから、人間が言葉を理解する仕組みに興味があったことと、映画に出てくるような「ロボットと人間が自然に会話できる世界」が実現できればいいなと思い、自然言語処理を学びたいと思いました。
英語の品詞タグ付けの研究は、各英単語の品詞を自動的にカウントし、コンピューター上で分類するといった内容のものでした。現在の仕事に直接はつながっていませんが、自然言語処理の基礎知識はいまも役立っています。

ヤフーを選んだ理由は?

就職活動中、研究室の同期から「ヤフーは社内の雰囲気がとても良いらしい」といったポジティブな声を聞き、受けてみようと思いました。
当初はヤフーについての知識はあまりなく第一志望ではなかったのですが、それでも選考を重ねて、実際に働いているエンジニアと面談し、仕事環境や働き方などヤフーへの理解を深めるうちに、志望度がどんどん上がりました。
もともと、データが豊富にある企業で自然言語処理に携わりたかったのですが、それができる企業は限られています。しかし、その点ヤフーは検索クエリ、Yahoo!知恵袋のコメント、Yahoo!ニュースの記事などの関連データをたくさん持っています。まさに宝の山のごとく魅力的でした。

当時のヤフーの採用ページで黒帯(「ある分野に突出した知識とスキルを持つ第一人者」として実績を上げている優秀な人財を称賛する制度)の社員が紹介されていたのですが、そのような高い技術力を誇るエンジニアと切磋琢磨しながら働けるというのは、モチベーションが上がります。また、どこでもオフィスやフレックスタイム制度など、自由度の高い働き方が可能で、ワークライフバランスがとりやすいことも決め手の一つでした。

一日のスケジュール

9:30

出社。メールやSlackのチェック。

10:00

開発作業。コーディングや仕様検討などを行います。

11:00

ミーティング。プロジェクトの進捗報告などを行います。

13:30

ランチ。ピークの時間をずらして社食で食べることが多いです。

14:30

引き続き開発作業。途中で疲れたら、資料作成やコードレビューなどほかの作業をして気分転換をします。

18:30

退社。

ヤフーの魅力を教えてください

私が所属している部署では、業務時間内であってもさまざまな研究を行うことが認められているため、時間があれば自然言語処理の論文を読んだり最新の情報を仕入れたりしています。もちろんそれは、通常の業務できちんと成果を出していて、その研究により業務へ貢献できる見込みがあるものに限られますが。ヤフーには豊富なデータと優秀な人財がそろっているので、研究成果を出しやすい環境であると言えます。
企業に属するのですから、与えられた業務以外に研究ができるとは入社する前には考えてもいませんでした。優秀な人も身近にたくさんいるので、相談しながら進めることもできます。そのおかげで、Yahoo!音声アシストで蓄積したデータを使って論文にまとめ、自然言語処理の研究において世界トップレベルを誇る学会で研究の成果を発表することもできました。また、ドイツのベルリンで開催された学会でも、世界中の自然言語処理の研究者や企業担当者とも知り合うことができて、最新情報を共有するなど、とても貴重な経験ができました。

仕事終わりや休日の過ごし方を教えてください

休日も基本的にパソコンを触って、プログラムを組んでいることが多いです。AIにボードゲームの対戦相手をさせるためのプログラムを書くときもありますし、競技プログラミングの問題を解くこともあります。仕事とは関係のないプログラミングもとても楽しいですが、それでも高いレベルに達するのは大変です。
将棋のプロ棋士の対局を見るのも趣味の一つです。ヤフーには運動系、文化系の同好会がいくつもあり、私もボードゲームとポーカーの同好会に所属しています。同好会は穏やかで和気あいあいとした雰囲気ですので、エンジニア、デザイナー、ビジネスなど職種の垣根を越えて良い交流ができています。

学生へのメッセージ、アドバイスをお願いします

学生のうちは好きなことに好きなだけ取り組んでおくと良いと思います。ヤフーは研修も手厚いので、業務に必要なことは会社に入ってからでも十分に学べます。
私自身も学生時代、研究に打ち込んだことによって、プログラミングの能力はもちろんですが、「面白い課題を見つけ、それを解くための方法論を考える」という思考のプロセスも身につけることができ、それらのロジックは現在の仕事にもおおいに生かされています。これまで打ち込んできた大好きなことの延長線上にヤフーがあった、とも言えますね。

※内容は取材時のものです

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