「いつか娘の結婚披露宴のために」子ども撮り勉強中の公式カメラ隊

「いつか娘の結婚披露宴のために」子ども撮り勉強中の公式カメラ隊

今回は、先日初めてのお子さんが産まれて育児休暇を取っていたという、江口くんにお話を聞きました。赤ちゃんを撮るのは難しいそうですよ。

- もともと、イベントの写真を撮ることが多かったそうですね。

はい、大学時代にサークルの合宿やイベントの写真を撮りたいと思い、アルバイトをしてお金を貯めてデジタルカメラを買い、撮るようになりました。

情報系の大学に通っていたので、サイトを作って写真をいつでも見られるようにしたら、みんなが喜んでくれたことがとてもうれしかったです。
それをきっかけに、友だちと旅行に行ったり部活のメンバーと会った時などに写真を撮るようになりました。

- カメラ隊に入ったきっかけを教えてください!   

社会人になってからは、イベントを撮影する機会がなかなかありませんでした。なので、一番最初のYahoo! Meeting(全社員が集まるイベント)で撮影メンバーの募集があった時、立候補したい気持ちはあったのですが、自分の腕前に自信がなく、まだ機材もそれほどいいものではなかったので、応募しませんでした。

その翌年のファミリーデー(8月20日「ヤフーの日」に、東京や名古屋、大阪など各地のオフィスに社員のご家族を招待するイベント)で、有志の撮影メンバーを募集していたので、それくらいなら撮れるかもと思い応募しました。そこで初めて社内イベントを撮影しましたが、とても楽しかったです!

自分の両親を招待していたので、社内の簡易スタジオで堀江さんに家族写真を撮ってもらいました。それがとてもいい写真で、カメラ隊の人はやっぱりすごいんだなぁと実感したことを覚えています。
もし機会があるなら自分もカメラ隊に入りたいと思ったのですが、まだ技術がないし・・・・・・と思い、そのままになっていました。

翌年の2014年の春ごろにカメラの機材を新しく買ったのですが、ちょうどそのタイミングで、中村さんが隊長の隼田さんと3人で話す機会をつくってくれました。
隼田さんから「カメラ隊に興味があるなら4月の決算で試しに撮ってみない? それでやってみたいと思ったなら入ればいいんじゃない?」と言っていただいて撮影に参加したのをきっかけに、カメラ隊に入りました。20人目くらいの入隊だったそうです。

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- 印象に残っている案件は何ですか?

去年のツール・ド・東北(東日本大震災からの復興支援を目的としたサイクルイベント )です。復興がテーマのイベントですが、撮影に行くからには自分が見たものや感じたものを伝えなければいけない、と強く思いました。
たとえば、スタート前の黙祷の時に、いつもは黙祷をする側にいますが、今日はその黙祷しているライダー達の姿を伝えなければ! という意識でシャッターを切りました。
また、道路や建物が津波を受けた状態でまだ残っていますが、それをどう伝えられるか、そして復興も続いているということも伝えたかったので、画角もかなり考えました。
このイベントでは、スタッフも、走っている人も、沿道で応援している人もみんな楽しんでいました。でも、周りを見たら、津波で破壊された建物はそのままだったりする。そのギャップをどう埋めたらいいのだろうか? と。

ありがたいことに、カメラ隊のみなさんにほめていただける写真を撮れたのですが……「運良く」撮れたものなんです(^^
自分の担当範囲に良いシチュエーションが揃っていて、何枚も撮影している中で運良く撮れたと思っています。自分の思い通りに撮影できた写真は、まだまだ少ないです。
今年は子どもが産まれたばかりだったので参加できませんでしたが、来年はまた、撮影に行きたいと思っています。

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- 普段はどんなものを撮ることが多いですか?

「撮影するために出かけたりイベントに参加する」というよりは「出かけたりイベントに参加したから撮る」ということが多いです。
「自分は○○撮り!」という「○○」については、まだ探しているところですが、子どもの撮り方はもっと勉強したいですね。

カメラ隊の林さんは、普段からすごい良い写真を撮ってらっしゃるのですが、子どもの写真も素晴らしいんです。奥さんに林さんの写真を見せたら「弟子入りしてきなさい」と言われました(笑)
奥さんのようにカメラに詳しくない人でも、よさがわかる写真を撮れることがすごいと改めて思いました。

- 赤ちゃんを撮ってみてどうでしたか?

赤ちゃん撮りは・・・・・・難しいですね(^^
室内で撮ることが多いので、光の調整が難しいです。赤ちゃんはカメラを構えると緊張して笑わなくなってしまうので、 いい表情を引き出すのも大変です。 

産まれてしばらくは毎日撮っていたのですが、2カ月半の育休期間中は、一日中一緒にいるので、日々成長していることに疎くなってしまい、撮る機会が減ってしまった時期もありました。
でもある時「赤ちゃんの首がすわっていなくてグラグラしている様子は、一度首がすわってしまったらもう二度と見られない」という内容のブログを読んでハッとして、これからはもっと撮ろう! と思いました。

納得いく子どもの写真はまだ100枚撮って1枚くらいで、笑顔の写真はあまり撮れていません。
お宮参りで家族写真の撮影をお願いしたスタジオはすごい! と思いました。赤ちゃんがいい顔をするまでひたすらオモチャを鳴らし続けたりして、いい顔になった瞬間を逃さずに撮るんです。

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-お子さんのどんな写真をこれから残してあげたいですか? 

娘の結婚式で写真を使ってもらうことを目標にしていているので、これから、写真をとにかくたくさん残してあげたいです。
うちの家族は毎年初詣に行った時に必ず家族写真を撮っているので、奥さんができたり、赤ちゃんが産まれたりして家族が増えていったりするのがわかるんです。
娘の結婚式で使う最後の写真は、その家族写真の最新版がいいなと思います。その時には、娘の夫になる人が増えている・・・・・・のかな。今からちょっと複雑ですが(^^ 

子どもが産まれてからは、夫婦で交互に娘との写真を撮りあうようにしています。できれば、奥さんにもカメラを覚えてもらって、夫婦でお互いに娘との写真を撮りあいたいですね。
同じ日の同じシーンでも、父親と母親とでは目線が違う写真になりそうですし、赤ちゃんをあやしている写真などもそれぞれ残しておきたいです(^^

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(いつか娘さんがこの席に座る日が……)

- カメラ隊メンバーから言われて印象に残っていることはありますか?

ツール・ド・東北の後に、林さんから画角や撮り方、設定の仕方などを教えていただきました。今までは独学でやっていたので、とても勉強になりました。知識があるとないとでは全然違うので、その後の撮影に生かしています。

林さんは、去年のツール・ド・東北の撮影中に「復興と言ってもまだまだ長い坂道を上るようなもので、それを画に落としこんで表現したかった」という思いをもって、あとは人が来るのを待って撮影していたのだそうです。それを聞いた時には鳥肌が立ちました!
林さんのように撮りたいものをあらかじめ描いておき、その意味を伝えるためにこう撮る、と決めてから撮影にのぞめるようになりたいと思いました。

- カメラ隊としてやってみたいことはありますか?

例えば富士山のような、あるテーマを撮りに行くカメラ隊合宿、のようなものをやりたいです!
撮り方や画角はそれぞれ違いますが、その理由を聞く機会はなかなかないので、そういう時間もとれたらなと。
昼間は撮影をして、夜はお酒を飲みつつ撮ったものについて語る、という合宿ができたらいいなと思います。

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- これからやってみたいことは?

担当サービスがスポーツなので、いつか、スポーツイベントやインタビューの撮影ができたらいいなと思います。

まだ、どこかで(撮影を)失敗したら・・・・・・という気持ちがあるので「撮れる」という自信をもっとつけたいです。

本当は、観光地でも「撮ってあげますよ」と積極的に声をかけたいのですが、その時も「もし失敗したら・・・・・・」と思ってしまって(^^
先ほどもお話した林さんは、観光地で撮影を頼まれると、頼んだ人のカメラだと、ちゃんと取れないかもしれないので相手のSDカードを借りて自分のカメラで撮ると言っていました。
いい写真を撮ってあげたいからこそ、そしてその場でサッとカメラの設定を適切にできるからこその行動で、かっこいいなと。
自分もいつか、それくらい撮れるようになりたいです。

……まだ少し先ですが、保育園の運動会の娘のゴールシーンの撮影は、それこそ一度しかないシャッターチャンスなので、その瞬間をしっかり残せるよう、これからも精進したいと思います!

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