健康推進センターのお仕事:メタボ・禁煙編

健康推進センターのお仕事:メタボ・禁煙編

今回は、健康推進センターに勤務する企画担当の小野寺さん、保健師の前田さんにお話を聞きました。

専門職の方が多いためか「センターの人って社員なんですか?」と聞かれてしまうこともあるそうです……。
(写真は、先日行われた「女性のがん」セミナーの様子)

- 健康推進センターのお仕事を教えてください。

小野寺:
その名の通り「健康を推進するセンター」です。

会社によっては「健康管理センター」という名前で同じようなことをしているところもあるようです。「管理」だとどうしても、センター側がやってあげたり管理してこうしてください、と伝えるイメージが強いと思うので、ヤフーは「健康推進センター」という名前でよかったと思っています。

前田:
「推進」なので「社員のみなさんにやっていただく」「セルフケアを重視する」ことを大切にしています。

- 社員にセンターをどんな風に利用してほしいですか?

前田:
センターに行くこと=病気、というイメージをもっている人がまだ多いと感じています。健康な方がもっと健康になるための場所として、体調をくずす前に積極的に活用してほしいと思います。

小野寺:
健康関連のプロジェクトやセミナーの企画と運営を担当しています。

業務時間内に健康セミナーに行くことに抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、たとえばタイムマネジメントやファシリテーション研修は、直接サービスをつくる研修ではありませんが、時間を上手に使って働くスキルを身につけるためのものですよね。

そのような研修と同じように、社員が「パフォーマンスを維持しながら健康に働く」ための情報をインプットするセミナーだととらえてもらいたいと思っています。
「やりたいことを実現するためにも、健康は一番大切だよね」ということを伝えていきたいです。

- 社内で特に心配な層は?

前田:
若い社員が多いので、できれば今から気をつけてほしいですし、若手のみなさんが40、50代になっても健康で元気に働いてもらうための働きかけをしていきたいと思います。

その一つとして、今年の4月から「スマートライフプロジェクト」というメタボ対策のプログラムを企画運営しています。
みなさん健康について関心はあるようですが、ダイエットに失敗したり、またリバウンドしてしまったりしてうまく維持できていない方もいます。どうしても夜遅い時間の食事になってしまったり、飲む機会が多かったり、気をつけているつもりでも食事が偏っている方も多いです。

でも、改善されていることが数値にあらわれてくるとモチベーションが上がる人が多いような気がします! 特にエンジニアは数字が好きなイメージがありますね(笑)

小野寺:
ちなみに、エンジニアさんは座りっぱなしで黙々と仕事をする方が多いためか、肺年齢をチェックすると、若手でタバコを吸っていなくても上手に息を吐ききれない方もいるんです。

年齢だけでなく、運動習慣のあるなしでかなり違いが出てくると思います。マッサージを担当しているヘルスキーパーさんが「営業に職種が変わった人が、よく歩くようになって肩こりが解消した」と話していて、日常生活の中の運動習慣はとても大切だなと思いました。

小野寺:
社内で、一緒に仕事している人たちと楽しみながら取り組んでくれるのが一番だなと思います。

前田:
たとえばメタボプログラムだと、隣の上司も呼ばれてるんですよ~なんて言いながら、楽しみながらやってくれる人も出てきたんですよ(^^
禁煙も、近くに禁煙成功者がいたり、喫煙者がいない環境だと、止めやすくなりますね。

小野寺:
若い人たちは特に、健康でいることに気恥ずかしさを感じたりするようなので、近くにいる上司や先輩たちがそういう空気をつくってあげるといいのかなと思います。

健康にちゃんと気を遣っていることがカッコイイ! となるのが理想ですね(笑)
社内の雰囲気もだんだん、残業が多い=頑張っているではなく、短時間でパフォーマンスを発揮することが求められる雰囲気になってきているなと感じています。

- どんな時に「この仕事をやっていてよかった!」と感じますか?

前田:
1カ月で「体重が減りました」とか「このプログラムに参加してよかったです」などと言ってもらえて、社員の健康が改善するのを感じた時はとてもうれしいです。

もし働きかけがうまくいかなかったとしても、タイミングが今じゃなかったんだな、とか相手の受け入れ態勢がまだだったんだろうなと思っています。社内にいればいつでもその方に連絡できますし継続的なアプローチができることがうれしいですね。

小野寺:
絶対禁煙できないと思っていた人が、成功した時はとてもうれしいです! 大人は案外、できないと自分で決めつけてしまっていることが多いような気がしていて、それを打破できるんだとわかった瞬間って、気持ちが自由になるのではないかと。

「まったく自信ないけど来ちゃいました」くらいの気持ちでセミナーにきてくれたらいいと思っています(笑) また、禁煙したいと思っていることをオープンにできる人のほうが、案外セミナーの内容を受け入れられることが多いようですよ。

image

(禁煙に成功するともらええる「卒煙証書」)

- 健康を意識してもらうために、他にはどんな方法を考えていますか?

小野寺:
健康を仕事の効率化に役立てる、というアプローチのほうが届きやすいのかなと思っています。
たとえば、
・お昼休みのあとの眠い時間は立って作業すれば集中できるし消費カロリーも上がる
・立ったままで会議をすると短時間で終わって効率がいい
など……。

直接お話したり、セミナーなどで聞いた中でなるほど、と思うところがあったら持ち帰ってくださいね、という気持ちです。

また、健康についても仕事でやっているように目標を設定したりスケジュールをたてると取り組みやすいようです。それが成功したことで仕事の着手も速くなったという人もいました(^^
「プロジェクトだと考えてみたらどうですか?」と言うと納得される方が多いです。

- お2人が健康を保つために工夫していることはありますか?

前田:
メタボ対策のプログラムに取り組んでいるので、家でストレッチとかスクワットをやるようになりました(^^

小野寺:
ずっと夜更かし派だったのですが、寝ることがすごく脳にいいということが知識として理解できたので、早く寝るようになりました。罪悪感ゼロで寝ることがからだにいいと思って、今からエステに行く! くらいのテンションで寝ています(笑)
何か気になることがあるままで寝ると、眠りの質も落ちてしまうので「今日やることはすべてやった! さあ寝るぞ!」と思って寝るのがオススメです!


……それは今日からでもできそうですね!(^^

- これからやっていきたいことを教えてください!

小野寺:
健康を支える要素の情報と受け皿を用意しておいて、みなさんが気が向いたときに好きなところから取り組んでもらえたらと思っています。
たとえば、禁煙したら体が軽くなって運動してみたらやせました、など何か1つきっかけになるものを見つけてもらえるお手伝いをしていきたいです。

前田:
特に、一人暮らしで食生活がちょっと乱れている……という若い人たちにもっと情報を届けたいですね。若い世代の社員とお話すると、意外と体重を気にしている方が多いという印象です。

IT業界全体があまり健康なイメージがないと思うので、それをヤフーから変えていきたいです。

小野寺:
また、ヤフー社員だけでなくヤフーと仕事をしてくださる方たちからも「ヤフーと仕事をすると健康を大切にしながら幸せに働ける」と思ってもらえるようにしたいです!(^^