高野山の宿坊ボランティアに行ってきました

高野山の宿坊ボランティアに行ってきました

エンジニア2名、企画1名の社員が課題解決休暇(※)を使って、和歌山県の「高野山開創1200年記念大法会の宿坊ボランティアに行ってきました。
※課題解決休暇とは、自分以外の誰かの課題を解決する活動を行うための休暇で、年間3日まで取得できます。

高野山は弘法大師空海が「修禅の道場=瞑想の場所」として1200年前に開きました。最近では、世間の情報を遮断した中で自身と向き合える場として注目を集めているそうです。
ボランティアに行った3名は、宿坊の掃除や布団敷き、配膳などのお手伝いをしつつ、朝の勤行(ごんぎょう)や1200年記念の各種の法会(ほうえ)などにも参加するなど、充実した毎日だったようです(^^

新卒入社5年目のエンジニアの方にお話をうかがいました。

- 向こうではどのような生活でしたか? 

朝は5時半に起きて、21時ごろまでお手伝いをしていました。宿泊人数が多い時は片付けや掃除に時間がかかるため、終了時間が22時以降になることもありました。
普段はオフィスで座りっぱなしですが、今回のボランティアでは座っている時間はほとんどなかったです。全身が筋肉痛になりました(^^

ご飯はまかない料理で、精進料理ではなかったです。毎食おいしくて、一緒に行った方はむしろ太ったほどです(笑)
お肉を食べたり、お酒を飲むこともできましたし、近くにはコンビニもありました。

【基本的なスケジュール】
5:30 :起床
6:00 :朝食の準備(配膳)、お客様の布団上げ ※この間、本堂では朝のお勤め
8:00 :朝食片づけ、食器洗い
8:30 :スタッフ朝食
9:30 :客室掃除、準備(シーツ・浴衣・タオル)
13:00 :スタッフ昼食、休憩(2~3時間)
16:00 :お寺掃除、夕食準備
18:30 :夕食給仕、布団敷き
19:30 :夕食片付け
20:30 :スタッフ夕食
21:00 :終了
22:30 :入浴、就寝

- 仕事の中で一番大変だったのは何ですか?

ぞうきんがけです……。膝をついてはいけないので、中腰の状態でジグザグにふくのですが、約2時間かかって腰が痛くなりました。
他にも結界の杉の葉を地面に並べていく作業や、草むしりなども2、3時間かけてやりました。

- それだけ忙しいと、デジタルデトックスにもなったのでは!

たしかに、日中はスマホを見ている時間はないので、半日以上見なかった日が多かったです。案外、スマホがなくても平気でした。ネットから得る情報がなかった分、自分が担当しているサービスについてじっくり考える時間を持てたような気がします。
スマホがないのは確かに不便ですが、それをどうやって解決していけるかを考えたりもしました。

- ボランティア中、特に楽しかったことは何ですか?

夜、仕事が終わってから、夜のお寺を案内してもらったことですね。
ライトアップされているお寺を、参拝者がいない時に見学できたことはとても貴重な経験でした。
また、お寺でプロジェクションマッピングを見られるとは思っていませんでした!

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- 今回のボランティアの経験を、ほかの社員にも勧めたいですか?

以下の仕事に必要な6つの能力が特に鍛えられると感じたので、特に若手社員に勧めたいです!
新卒研修などに取り入れてもいいのではと思いました。

1)報連相
自分の仕事が終わったらきちんと報告し、他に仕事が無いか確認しないと終わりません。
また、お寺特有の細かい礼儀作法や決まりなどがあるため、わからないことがあればその都度連絡したり、相談が必要です。

2)マルチタスクスケジューリング
複数の仕事を同時に効率よくこなす必要があるので、常に次の動きを考えながら動きました。
例えばお膳の準備では、料理を器に盛る、器を御膳に載せる、完成したお膳を運ぶという作業を効率よくこなす必要がありました。

3)体力
お膳を運んだり布団の上げ下げなど基本的に肉体労働なので、体力がないと大変です。

4)爆速
朝のお勤めのあいだに朝食の準備と布団あげを終わらせたり、宿泊者が夕食を食べている間に布団敷きをしておくなど、時間が決まっている中で仕事を行うため、常に爆速で行わないと間に合わず、必死でした。
また、何か問題が起こったり、お客様から要望があった時にも、できるだけ素早い反応を心がけました。

5)フォーカス
草むしり、床ふきなど一つのことに集中して、パフォーマンスを発揮しなければいけない時も多かったです。
そしてひたすら作業に集中した結果、廊下がキレイになったり、草がなくなってスッキリする、などの成果がはっきり見えるのはとても気持ちよかったです!

6)ユーザーファースト
お客様が近くにいることも多かったので、いつも以上にユーザーファーストを意識して過ごしていました。
普段は自分のサービスを使っているユーザーにはなかなか会えないので、今回のように目の前にお客様がいて「ありがとう」「助かりました」と言っていただけたことがとてもうれしかったです!

- 最後に、今回のボランティアで感じたことを教えてください。

宿坊の仕事は、最初に想像していたよりもずっと肉体的に大変でしたが、普段では見られない宿坊の裏側を体験できたり、なかなか知り合う機会がない人たちと知り合うことができたりと、有意義な6日間でした。

この縁を生かして、今後また高野山で何かできたらいいなと思います。
例えば、社内で何か重要なことは高野山で決めるのはどうでしょうか。お寺でやることで、より集中できるのではないかと思いました(^^

ボランティアに行ってきた社員の宿坊体験記もぜひご覧ください!
ヤフー社員が高野山で宿坊スタッフ体験をしてきました
夜の高野山で観光してきました

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