「画をもって物語を生み出す」公式カメラ隊の大物登場!

「画をもって物語を生み出す」公式カメラ隊の大物登場!

今回は、ヤフーの公式カメラ隊といえば必ず名前があがる、いろんな意味で(?)大物の林さんにお話をうかがいました。
本来の業務はヤフー子会社の経理部長なのですが、よくそれを忘れてしまい、「そういえば林さんって偉かったんですよね」と暴言をはいてしまうわたしです……。

-公式カメラ隊入隊のきっかけを教えてください!

最初のYahoo! Meeting(全社員が集まるイベント)の撮影をする社内有志メンバー5人のうちの1人に選ばれたことがきっかけです。

- 印象に残っている撮影案件は何ですか?

やはり、Yahoo! Meetingの撮影です。
会場が事前に聞いていたより、かなり暗かったり、事前に渡されていた台本通りに進まなかったりと大変でした。今でも当時の写真は、下手なので見返したくないですね。(笑)

当社のイベントはほとんどが台本通りには進みません。なので、たとえば「『集合写真はない』って言っているけどあるよな」という心持ちで撮影に望んでいます。(笑)

このイベントを一緒に撮影したメンバーとは、その後の案件で何の打ち合わせをしなくてもそれぞれのポジションをしっかり守ってくれる、という信頼感や暗黙の了解が今でもあります(^^

- カメラ隊で「初めての○○」が多いとお聞きしました。

Yahoo!ニュースやYahoo! JAPANトップに写真が掲載されたのはわたしが最初です。

ある時、広報担当の方が「クィーン・エリザベス号がくるんですよね」とつぶやいたので、写真がほしいという意味だなと理解して(笑)、撮りにいったところ、ベイブリッジをすれすれに通過する写真が採用されTHE PAGEの記事にもなりました。

さらにこの写真がTHE PAGEでの「社会インフラを行く」の連載のきっかけになったりもしました。

自分ではまったく意識していないのですが、専門家から見ると「土木を魅力的に見せる」写真になっているのだそうです。

ニュースに最初に掲載されたのは2013年11月ですが、その時はとてもうれしかったですね。
それまでは、記事がメインで写真はそこに添えられるものなのではと思っていましたが、写真に力があれば、そこからニュースをつくることができることを知りました。

- ヤフーのトップページにも写真が掲載されたそうですね。

最初に掲載された日は、友だちの結婚式に出ていたのですが、途中でメール受信音が鳴り続けて「写真がヤフートップにでてるよ!」と教えてもらいました。(笑)
ヤフーのなかの「銀座の一等地」とも言われるような場所なので、さすがにこれは自慢していいと思い(笑)、結婚式の後に飲みに行ったお店の女性店員さんに見せて自慢しましたよ。
トップページにはこれまでに4回掲載してもらいました。

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案件として依頼されているわけではなく「何かいい写真があったらください」と言われているだけなので、自分で「これはいけそう」と思ったものがあれば自主的に撮影しに行っています。
プロカメラマンでもない普通のサラリーマンが撮った写真がヤフーのトップに表示されるなんて、よく考えてみたらすごいことだと思います!
「写真のプロではないからこそ撮れる写真」だと言ってもらったこともあるんですよ(^^

- ほかにはどんなところに写真を掲載された経験がありますか?

東日本大震災からの復興支援を目的としたサイクルイベントである「ツール・ド・東北」(河北新報社とヤフーの共催)では、河北新報の紙面に広告として掲載されたり、また、大会の公式サイトやFacebookページなどでも使われる写真を撮れたことがちょっと自慢です。(笑)

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- 撮影する際に心がけていることを教えてください。

常に100%の力で撮らないことです。
撮影者が緊張してしまっていると、必ずそれが写真に出ます。なので、7~8割の遊びが少しある状態で撮ることを心がけていますね。
全力が100で7割だと70にしかなりませんが、全力150まであげての7割であれば105になります。なので、そもそもの技量をあげて7割くらいの力で撮影するようにしています。

また、常に「相手にあわせて」撮っています。
お子さんがいる方にぜひお伝えしたいのですが、子どもの写真を上手く撮影するコツはお子さんに「こっち向いて」「笑って」と言わないことです。
子どもは、撮影者が言えば言うほどいい表情はつくってくれないので、カメラを意識させず、子どもの動きにあわせてシャッターを切るようにしています。

友だちの子どもをよく撮影している理由は、たとえば彼らが2~30年たって結婚した時、披露宴でわたしが撮影した写真が使われたら、とてもうれしいからです。
それに子どもの成長はとても早いので、その一瞬を記録できることも楽しみですね。

ちなみに、写真は構えてから構図を考えていては間に合いません。構える前に構図、カメラの設定などを全て決めた上で、ファインダーをのぞきシャッターを切ります。構えてから色々と考えていると写真に迷いが出てしまいますので。

ほかに意識していることは、「まるで動画を見ているよう」なストーリーのある撮影をすることです。
例えば結婚式の写真を撮る時は、新郎新婦の写真だけを撮るのではなく、ウェルカムボードや乾杯前にグラスに注がれるシャンパン、ブーケを渡す子どもの後姿をあえて撮っておいたりしますよ(^^
あとから見直した時に「この時はこんなことがあったな」と、何が起きたかわかるような写真を撮りたいと思っていますし、「画をもっていかに物語を生み出すか」、が常に課題です。

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- カメラ隊の後輩たちへのアドバイスなどありますか?

上達するために必ずやらなければいけないことが3つあります。

・撮る
・見る(人の写真も)
・見てもらう

この3つです。

最初の2つはみんなやるのですが、「見てもらう」ことは案外みんなできていないことが多いようです。
わたしはこの3年半、写真を毎日必ず1枚Facebookに投稿してみんなに見てもらっています。カメラ歴としてはまだ4年くらいなのですが、撮影している枚数はかなり多いですよ。
この更新は始めてから1日も休んでいないので、この更新が止まったら、わたしに何かあった時かもしれません。(笑)

- これから撮ってみたいものを教えてください!

日常の生活をドラマチックに切り取りたい、という思いが強いので、オフィスで働いている人たちの真剣な表情を撮ってみたいですね。

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