「当たり前に使われるコミュニケーションツールに」Yahoo!パートナー

マッチングサービスマネージャーの松井

累計プロフィール登録、450万件以上のYahoo!パートナー 。
今回は、サービスのセキュリティー体制、ユーザーを増やすための施策などについて、サービスマネージャーの松井に聞きました。

  • 毎日約5,000組がマッチングするサービス
  • サービスを利用してパートナーを見つけたメンバーも
  • 24時間の万全なセキュリティー体制
  • 好感を持たれやすいポイントは「写真」
  • 人柄がもっと伝わるサービスに
  • 当たり前に使われるコミュニケーションツールを目指して

毎日約5,000組がマッチングするサービス

- サービスの概要を教えてください

2006年7月6日にリリースし、今年で12年目です。
私は2012年1月に入社し、2013年頃から少しずつこのサービスに関わり始めました。サービスマネージャーになってからは3年目です。

ユーザーの年齢層は比較的高く、35歳以上がボリュームゾーンです。昨年10月末にサービスの全面リニューアルをし、若いユーザーを増やす方向性に変えて以降は、20代のユーザーも増えてきました。ユーザーの男女比は男性が多く、7対3から6対4が見えてきたくらいです。
若い人たちはアプリから入ってくる人が多いので、アプリを最優先で2016年にリニューアルした結果、1年でリニューアル前の約3倍に伸ばすことができました。

- 1日あたりのマッチング数や、よく使われている時間があれば教えてください

1日あたり約5,000組がマッチングしています。1日のうち、一番使われているのは仕事から帰ってきた後とみられる22時以降ですね。

年間でいうと、正月・ゴールデンウイーク・お盆休みなど長期休暇がある時期が、新規ユーザー数増加のピークです。まとまった休みで時間が取れるのが大きいのだと思います。

マッチングサービスマネージャーの松井
(マッチングサービスマネージャーの松井)

サービスを利用してパートナーを見つけたメンバーも

- どんなときにやりがいを感じますか?

やはり「結婚した」「彼女・彼氏が見つかった」という話を聞くのが一番のモチベーションです。
社内やマッチングを担当しているメンバーの中にも、Yahoo!パートナーを使って結婚した人がいます。そういう話を聞くと、やはりうれしいですね。

ユーザーから連絡をいただくこともありますし、まれに「結婚式に電報を送ってくれませんか」と言われることもあるのですよ。

24時間の万全なセキュリティー体制

- セキュリティー体制について教えてください

不正利用している人がいないか、24時間体制でパトロールしており、変なメッセージを送っている人がいたらアカウント停止措置を取っています。新規ユーザーのプロフィール審査も24時間行っています。
プロフィール審査では、サービス指定のNG用語を用いていないか、恋愛や結婚、友だち探しなどコミュニケーション目的で使っているかの2点を審査しています。営業目的で登録する人もたまにいるので。
プロフィール審査を通過しても、営業や勧誘目的のコメントやメッセージを送っていれば、パトロールに引っかかる仕組みになっています。

また、Yahoo!パートナーに限らず、マッチングアプリは「出会い系サイト規制法」によって18歳以上しか利用できません。免許証やパスポートなど公的文書で必ず年齢をチェックするよう定められているのですね。そのため、Yahoo!パートナーでは登録された生年月日と、公的文書の生年月日が合っているかどうかのチェックをし、合わなかったら審査で落としています。

女性は基本的に無料で使っていただけるのですが、それだけでは登録していただくのは難しいので、女性利用者を増やすにはとにかくセキュリティー面がしっかりしていることが重要と考えています。

マッチングサービスマネージャーの松井

好感を持たれやすいポイントは「写真」

- サービスを利用する上で、 好感を持たれやすい写真の撮り方やプロフィールの書き方などの傾向はありますか?

やはり、誠実に書いている人は好まれやすいですね。自分の仕事や住んでいる場所、日々どんなことをやっているかなど、内面がわかるように書いているほうが信頼される傾向にあります。

写真は自撮りを避けたほうが無難です。自撮りに慣れていない人も多く、どアップになってしまうので、自然に顔が見えるくらいの距離で誰かに撮ってもらったもののほうが良いようです。

女性は自分が良く写っている写真を持っているようですが、男性はあまり自分の写真を持っていないことが多いですね。写真の第一印象で選ばれてしまうことも多いので、写りの良い写真をアップするだけで、「いいね!」される数は劇的に変わりますよ。

人柄がもっと伝わるサービスに

- 他のマッチングサービスについての考えを聞かせてください

「Pairs(ペアーズ)」や「タップル誕生」が主な競合サービスです。相手の情報がしっかりあるほうが日本人には好まれる傾向があります。アメリカ発の「Tinder(ティンダー)」も有名ですが、写真のみで判断するサービスなので、恋愛というより今日遊ぶ人を選ぶなどライトな形で使われているようです。デート寄りなのか婚活寄りなのかによって、情報量はだいぶ違いますね。

- 競合マッチングアプリとの差別ポイントは?

Yahoo!パートナーは投稿機能があり、プロフィールで探すだけではなくFacebookのような投稿機能で普段の生活を知ることができる点がポイントです。

「その人の人柄がもっと伝わるように」をコンセプトに据え、年齢や住んでいる場所、年収などの情報だけでなく、趣味など普段の生活や内面が出せる場所を提供したいと考えています。

競合は見た目やスペック勝負のサービスが多いんですが、それだと勝負できる人は一定数しかいないのです。リニューアルの際、どのようにサービスを変えていくか話し合い、見た目の良さや年収の高さだけではなく、それ以外の性格や内面で勝負できるようにしないとみんなが楽しめない、という結論になりました。

マッチングサービスマネージャーの松井

当たり前に使われるコミュニケーションツールを目指して

- 今後の展開について、実装したい機能や伸ばしていきたいところがあれば教えてください

マッチングサービスは、今までは「周りに隠して使うもの」というイメージだったと思うのですが、Tinderなど競合サービスが増えてきたことで、だんだん一般的になってきました。大学生や社会人になったばかりの世代が、友だちと見せ合いながら使っているようです。
さらに幅広い人に使ってもらうためには、エンターテインメント要素も必要だと思うので、動画やストリーミングなども投稿できるようにしたいですね。

まだこの業界はまず使ってもらうハードルが高いので、クリーンな業界であることもしっかり伝えていって、マッチングアプリが当たり前に使われる世界に変えていきたいと考えています。
マッチングアプリを使っている未婚者はまだ約8%しかいません。(※MMD研究所調べ)そのため、他社のサービスと競うより、まずは母数を増やすことに注力するほうが良いと考えています。

マッチングアプリを利用したことがない方の多くは、出会いの手前で何らかの言い訳があったほうがよいようです。「たまたま見ていたら気になる人がいて、話も合った」という話の流れであればオープンに話せますが、「このアプリを使って(相手を)見つけた」というのはまだ抵抗があるようですね。
なので、リニューアルしたアプリには趣味などのグループ機能を作りました。最初に使うハードルを下げないと、裾野は広がっていきませんから。恋愛はもちろん、趣味の合う人など「出会う」ことに特化したツールになっていけたらと思っています。

- 最後に、ユーザーへのメッセージをお願いします

アメリカだと結婚したカップルの約3分の1はマッチングアプリで出会っているといわれます。コミュニケーション手段の1つとして、もっと使われるようになるといいなと思っています。
また、アメリカの統計では、マッチングアプリで出会った夫婦のほうが、そうでない夫婦より離婚率が低いというデータもあります。

機械学習によってデータのマッチング精度は高まると思いますが、最終的な趣味嗜好(しこう)や合う・合わないは本人同士でないと絶対に分からないと思います。
今後は、ある程度合いそうな人を表示するレコメンドが重要になっていくはずなので、サービスの改善とユーザー数を増やすための施策を、引き続き同時並行で進めていきます。

ぜひコミュニケーションツールの1つとして、Yahoo!パートナーを使ってみてください!

マッチングサービスマネージャーの松井

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