「テレビの新しい視聴方法をネットで作る」課題解決につなげた「!」企画

「テレビの新しい視聴方法をネットで作る」課題解決につなげた「!」企画

ヤフーには、社内で優れた営業事例を表彰する「Yahoo! Sales Award(以下:YSA)」があります。このアワードは今回で4回目。アワードの応募者は、半期ごとに決まったテーマに合わせた自身の成功事例を、審査員である役員の前でプレゼンします。毎回白熱したプレゼンが行われ、プレゼンターを応援するサポーターの、趣向を凝らした応援合戦も見どころのひとつです。

今回のテーマは“お客様の課題解決につながった「!」な営業成功事例”。
MVPに選ばれたのは、マーケティングソリューションズカンパニーの藤川さんです。藤川さんは、テレビ番組とYahoo! JAPANのコラボレーション企画を手がけ、番組の視聴率アップに大きく貢献しました。

社内外の多くの人々と協力し、案件を成功に導くまで。藤川さんに話を聞きました。

テレビの新しい視聴方法を作りたい

- 今回のテレビ番組との取り組みは、どのようなものだったのでしょうか?

「M-1グランプリ 2016(朝日放送)」、Yahoo! JAPANのコラボ企画です。人気お笑い番組を、ネットの力でもっと盛り上げ、テレビの新しい視聴方法を作れないか、ということで夏ごろから話が始まりました。

具体的には以下の3つの企画を実施しました。

1つ目は、今まで門外不出だった出演者の予選動画(3回戦、準々決勝)を「GYAO!」内で公開。2つ目は、審査員と同じようにユーザーが採点できるページの公開。3つ目はYahoo!リアルタイム検索での盛り上がりを番組内でオンエアしていただくことでした。
オンエア当日までを予選動画で盛り上げつつ、当日は採点をして映像を見ながら楽しんでもらい、その盛り上がりを可視化するという流れをつくりました。テレビの新しい視聴方法に挑戦しつつ、「どうしたら視聴率アップにつなげられるか」ということを両社で徹底的に考えぬきました。Yahoo! JAPANのサービスを存分に使って、メディアの要素をもつYahoo! JAPANだからこそできる取り組みができたと思います。
もちろん私だけの力ではなく、社内の企画チームや各サービス担当者の力があってこそ実現したものです。

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(左:「GYAO!」内予選動画、右:採点ページ、下:リアルタイム検索の様子)

- 結果はどうだったのでしょうか。

番組関係者からは、当初想定していた視聴率を大きく上回る数字だった、とフィードバックをいただきました。オンエア当日のリアルタイム検索では話題のキーワードのうち、上位7位までが「M-1グランプリ 2016」に関連するものでしたし(話題のキーワードは上位20位までが5分単位で更新されます)、番組内のアンケートでは、「M-1グランプリ 2016」を見たきっかけがYahoo! JAPANだと答えたユーザーのうち半数は、10代の若者であることもわかりました。番組側では、若者にもっとテレビを見て欲しいという課題もあったので、その課題解決もできたのではないかと思います。

- ユーザーが採点できる仕組みですが、当日の漫才の審査に加味されたらいいなと思ったのですが……?

そういうやり方もあるのかもしれませんね。とはいえこちらの希望だけを押していくのは違うと思っています。
私はもともとお笑いが好きで、子どもの頃、土曜のお昼にお笑い番組を見ることが楽しみでした。お笑いがとても身近にあったので、お笑い番組の勘所や、番組の売りを考えやすかったのかもしれません。
今回の「M-1グランプリ 2016」で言えば、大御所に自分の漫才を評価されるという緊張感。「漫才はこういうものだ」、というポリシーを持った上でのコメント、そういったものがこの番組の肝なのだと思っています。なので、今回は審査の部分ではなく、盛り上がりをどう伝えるか、にフォーカスして「リアルタイム検索」で表現するなど、番組関係者と対話しながら企画を進めました。

- MVPに選ばれた心境はいかがですか。

やっぱりうれしいです! もちろん、たくさんの方の力があってこそできた企画ですが、ヤフーで8年営業をやってきて、それ以前も営業畑で企画などに携わってきたので、企画で賞が取れたことを本当にうれしく思います。
普段私は仕事に没頭すると、近寄りがたい雰囲気になっているようなのですが(笑)社内でも、この賞をきっかけにたくさんの方から気軽に声をかけてもらうようになったり、後輩から仕事についてアドバイスが欲しいと連絡をもらったりしました。とても新鮮な体験でした。

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自分で打ち返す力をつける

- 番組や、社内の関係者と企画を進めていく上で、なにか心がけていたことなどありますか?

たくさんミーティングを重ねましたが、「いつ」、「どの段階で」、「誰に参加してもらうか」、ということを特に意識していました。やみくもに皆を巻き込んでしまうのではなく、企画を練る時間を作る、相手からの要望に対しても、企画のフェーズによっては自分で打ち返しておく、そういったことも大切だと思っています。たとえば、「なんでこのミーティングに呼ばれたのだろう……」と思われることが続くと、協力を得られにくくなってしまいます。場を整え、まわりの方に気持ちよく、前向きに協力してもらえるための配慮は一番大切にしています。
また、自分の判断力や企画力を上げ、打ち返す力をつけるためにも、Yahoo! JAPANトップページで展開されている企画がどれくらい引きがあるのかというリサーチをしたり、企画につながりそうな話題のニュースをチェックしたりしています。

- 休日はどのようにリフレッシュしていますか?

フィールサイクルで大音量の音楽の中、汗をかいてエクササイズするのが爽快です!体を動かすとスッキリしますし、この時は仕事のことも頭から吹き飛んでいます(笑)

- 今後どのようなことに挑戦したいですか。

「M-1グランプリ」にまた携わりたいです!
また、今回の企画で連携したサービス以外にも、Yahoo! JAPANにはたくさんのサービスがあるので、今後はもっと多くのサービスと連携した企画をしてみたいです。