「デザイナーから企画職に挑戦」Yahoo!ニュースアプリのこだわりとは

「デザイナーから企画職に挑戦」Yahoo!ニュースアプリのこだわりとは

今回は、Yahoo!ニュースアプリの企画担当の齋藤に、デザイナーから企画職への挑戦のきっかけややりがい、アプリへのこだわりなどを聞きました。


企画を担当したことで、広く大きくニュースサービス全体のことを考えられるように


- 齋藤さんは、以前はデザイナーだったそうですね。企画を担当するようになったきっかけを教えてください。

はい、 現在はYahoo!ニュースアプリの企画を担当しています。
Yahoo!ニュースアプリは約3年前にリリースし、現在も日々改善やアップデートしています。その改善内容を決めて企画をたてたり、エンジニアやデザイナーと一緒に開発を進め、リリース後の数値を見て、また次の改善につなげることを主に行っています。

企画を担当するようになったのは、昨年「デザイナーをやりつつディレクション業務をやってみませんか」と上長から提案をいただいたことがきっかけです。
デザイナー時代に、企画の話し合いの段階から参加したいという思いが強かったので、企画の仕事にはもともと興味がありました。デザイナーをやりながらディレクション業務を半年くらい担当し、2015年の10月に本格的に企画担当になりました。

- 本格的に企画の仕事をしてみて、いかがでしたか?

デザイナーだった時は、アプリの使い心地やデザインのことを主に考えていましたが、企画になるとそれだけでは足りないということを実感しました。
機能やデザインを改善するために、まず、どういう風にアプリが使われているのか数値を見たり、 必要な材料を用意するため、プロジェクト以外の方と調整を行ったり。やりたいことを実現するためには、かなり多くの工程が必要だということがわかりました。
考えなければいけない幅が広がり、同時にいくつものことを考えながら進めなければいけないので、最初は頭がパンクしそうでした……(^^

一方で、Yahoo!ニュースの開発メンバーから話しかけられることが増えたり、社内の他のサービスの方から「ニュースアプリのこの部分はどういう風につくっているんですか?」と聞かれたりすることも増えました。
関わる人が増え、視野が広がったと感じています。Yahoo!ニュースアプリだけではなく、広く大きくニュースサービス全体のことを考えられるようになり、ものごとの判断の軸が変わりました。
もし、今後またデザイナーという職種に戻ったとしても、企画で得た視点を生かして考えられるようになったことで、アウトプットがこれまでとは違ったものになると思っています。

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Yahoo!ニュースアプリの、記事を読みやすくするためのこだわりとは


- Yahoo!ニュースアプリで、特にこだわっている点を教えてください。

まず、提供しているコンテンツの質については自信があります。ニュース編集部が厳選した情報ですし、プッシュ通知についても、ユーザーに届けるべきニュースなのか判断した上で打っているので、本当に知ってほしいニュースだけをお届けできていると思います。

次に使い心地についてですが、記事一覧の見え方について特にこだわって改善を重ねてきました。
たとえば、iPhone版では特定の文字、カギカッコ(「 」)や句読点などの余白を詰めてなるべく読みやすいように調整しています。とても細かな調整なのですが、少しでも目に負担なく読んでいただくための工夫です。

また、記事詳細から一覧にスワイプして戻れるようになっていますが、縦にスクロールする動作とスワイプの動作が緩衝してしまうことがありました。スクロールしているつもりがスワイプして記事一覧に戻ってしまったというご意見もいただき、こちらも調整を重ね、スクロールとスワイプの動作をストレスなくできるように改善しました。

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(都道府県ニュース一覧)

Yahoo!ニュースにはさまざまなカテゴリーがあることがユーザーにより伝わるよう、アプリを起動した時にカテゴリータブが左から出てくるような動きのアニメーションを実装しました。
このアニメーションの動きについて「もう少し動きが速い方がいいのでは」とスピードを何度も調整したり、出終わった時の跳ね具合についても「もっと跳ねた方がいい」「もっと静かな動きで跳ねた方がいいのでは」などと検討を重ねて改善しました。

もちろん、短時間で大切なニュースを知ることができる、ということにもこだわっています。編集部がオススメしているニュースがわかる主要なトピックス8本をまず見ていただければ、日本で起きている大事なことはわかるので、さっとチェックしたい方にオススメの使い方です。

さらに深くニュースを読みたいという方には、都道府県別、テーマ別に記事をまとめて見られる機能があります。
都道府県ニュースは地域を2つ登録できるので、今住んでいる地域や実家のある地域などに絞ったニュースを簡単に確認できます。
テーマ別のニュースは、たとえば「仕事術」「アパレル・ファッション」「コンビニスイーツ」など。約1万6千ワードありますので、ぜひ興味のあるテーマをフォローしてみてくださいね。

ちなみに、たとえば20代の女性は「女子力アップ」というテーマが人気なのですが、30代女性になると「出産」「子育て」などのリアルなテーマになってくるんです。
一方、男性は30代、40代でも1番人気のテーマが「ガンダム」だという、男女のギャップも面白かったです(笑)

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(主なテーマの全フォロー数に対する年代ごとの割合を算出。その年代のフォロー数が他の年代に比べて突出して高いテーマを、年代ごとに20位まで割り出しました)


より便利にYahoo!ニュースアプリをご利用いただくために


- 今後、このアプリをどう改善していきたいですか?

Yahoo!ニュースは多くの記事を配信しているので、ユーザーのみなさまが求めている記事にすぐたどり着けるためにはどうすればいいかを常に考えています。
特にご好評いただいている都道府県ニュースですが、地域によってはまだ記事の量や内容に差があります。もっと地元の方に「知ってよかった」と思っていただけるよう、充実させていきたいです。

また、Yahoo!ニュースアプリにはまだまだ気付かれていないたくさんの機能がありますので、もっと活用いただけるよう工夫が必要だと考えています。

たとえば、先ほど挙げたテーマですが、こちらも同じく記事の質にこだわっていますので、興味のある話題についてのニュースを効率的に集めたい方にはとてもオススメの機能です。
ニュース以外の部分でも、便利な機能がたくさんあります。たとえば記事のカテゴリは並び替えができ、特に見たいカテゴリーを前に移動させることができます。
また、これから梅雨の季節ですが、地域を設定しておくと地域の豪雨情報が届きます。
こういった機能があることをもっとわかりやすくお伝えし、より便利にご利用いただければと思います。

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- 4月14日に熊本地震が発生しました。Yahoo!ニュースの担当として、まず何をしましたか?

多くのユーザーが一度にニュースを求めてアプリを起動すると思ったので、問題なく動いているかをまず確認しました。
次に、Yahoo!ニュースアプリを通じて何を届けられるのか、アプリを起動した時に、そこにどんな情報があればいいんだろう、と考えました。

Yahoo!ニュースアプリでは朝昼晩の定時プッシュ通知をしており、熊本地震の発生後しばらくは、災害の状況に応じて重要なニュースがしっかりと届くように、記事の選定条件を変更しました。Yahoo!ニュースメンバーがアプリを普段から使っているからこそ気づけたことだと思っています。

今後も、ユーザーのみなさんに迷うことなく短時間で適切な情報を得ていただけるような改善を行っていきたいです。

- これから挑戦したいことを教えてください!

今期から、プロモーションの担当部署の仕事も兼務し、効果的に広告を表示するための企画も考えています。
デザイナーだった時は、ユーザーの使い心地を邪魔してしまうので、できれば広告は表示したくないと思っていました。ですが、今は売り上げを立てることでビジネスが成立するからこそ、ユーザーのみなさまに良いサービスを提供し続けられると実感しています。 ニュースを読むという体験を阻害することのない、広告の出し方を考えていきたいです。

そして、毎期立てている目標に対して、もっとコミットできる人材になりたい、数字に貢献できるようになりたいと思っています。もちろん、ユーザーの使い心地をもっと良くしていくことも大切です。そのための根拠をしっかりと示した上で改善を続け、目標を達成できる企画になりたいです!

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(社内の表彰制度で、スーパースター賞とスーパーデザイン賞をダブル受賞しました!)


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