「守りの運用の面白さ」Yahoo!ニュースを支える女性エンジニア

「守りの運用の面白さ」Yahoo!ニュースを支える女性エンジニア

今回は、Yahoo!ニュースエンジニアの宮脇さん、伊能さんにお話を聞きました。

-どのような業務を行っていますか?

伊能:
Yahoo!ニュースの運用チームに所属しています。
ニュースサービスのサーバーや、ネットワークの管理、セキュリティ対策や監視作業などを行っています。また、全社で対応する必要のある案件で各サービスが作業しやすいよう、対応内容を共通化して展開したり、どのプロジェクトでも作業しやすいよう、手順書を作成することもあります。

宮脇:
Yahoo!ニュースで「ニュース個人」というプロジェクトを担当しています。新しい機能の追加や、既存機能の保守作業などを行っています。

ニュースを担当して4年目になります。入社当時は他部署の運用チームにいたのですが、その後異動して開発を担当するようになりました。

伊能:
私はOJTの時からなので、4年目になります。約1年開発を担当してから、運用担当になりました。

- 「運用」と「開発」の違いはどのようなところなのでしょうか。

宮脇:
直接、プログラムのソースコードを書くか書かないかが一番大きな違いだと思います。

伊能:
開発は、新しいものを生み出していくという感じですが、運用は、今あるものをもっとよくしたり、システムをコンパクトにしていく業務です。サーバーの台数を減らすことでコスト削減につながることもあります。

宮脇:
攻めが開発、守っていくのが運用、という感じですね。

- 運用のやりがいをおしえてください。

伊能:
原因がわからないトラブルなどを調査していて、原因がわかって解決できた時にやりがいを感じます!
また、作業手順書をきちんと書いて、トラブルがあった時にすぐにロールバック(※)できるように準備を進めておくこともとても大切なので、そこにもやりがいを感じています。
(※)ロールバック:データ更新や本番サーバーを更新したことが原因で障害が発生したときに、その前の状態まで戻すこと

宮脇:
運用ではいきなり本番サーバーに入ってユーザーに近いところで作業をするので、もし失敗すれば、すぐにユーザーに影響が出てしまいます。
なので、いかに安全に完全に完璧にやるか、というところがやりがいかなと思います。ミスなく作業できた時には達成感があります(^^

以前は、サービスのリリース(※)は運用担当の仕事だったのですが、最近は開発担当もリリース作業をすることがあります。ニュースの場合は運用担当と開発担当の距離が物理的にも近いので、声をかけあいながら作業を進めています。
(※)リリース:新しい機能などを公開するために本番サーバーを更新すること

伊能:
ニュースはプロジェクトがかなり多いため、運用担当だけがリリースすると、スケジュールがリリースだけでほとんど埋まってしまうこともあるんです……。
そういう時は開発の方にお願いすることがありますし、案件によっては運用担当が開発した方がいいものもあるので、運用チームで作業することもあります。

宮脇:
リリースの手順はできるだけ簡略化した方がいいのですが、運用担当の方が手順書をしっかり用意してくれるのでありがたいです。

開発は新しいものの開発ということで、もちろん楽しいのですが、運用も「本番サーバーを任されている」という気持ちになれるので運用も好きです(^^

伊能:
開発の方が1人で黙々と作業している時間が多いのですが、運用は本番サーバーで作業するため、関係する人たちに「この時間帯にリリースしても問題ないですか?」と確認したりなどのやりとりの時間も多いです。周りと連携しないと作業できない感じがありますね。

image

(打ち合わせ中の宮脇さん(右))

- 仕事の合間や後は、どんなことをして息抜きをしていますか?

伊能:
ランチでおいしいご飯を食べることです♪

宮脇:
ミッドタウン近くの小学校のプールが開放されているので、金曜などに仕事を早く切り上げて泳ぎに行っています。
息継ぎが苦手で、おぼれているみたいになっていたので(^^ キチンと泳いでいるように思われるようになりたいと思い、同期に教えてもらっています。
今は「泳いでいる」ように見えるようになりました!

- 今後、新しく挑戦したいことなどがあれば教えてください!

宮脇:
今年、ベトナムの開発拠点の窓口として、現地と日本との調整や管理を行う業務を経験しました。
今後はベトナムに限らず、開発しながら海外との調整・管理業務にどんどん挑戦していきたいと思っています。英語の勉強も始めました。

先月、伊能さんとベトナムに出張に行ったんですが、女性2人の出張だったので、飛行機ですっぴんのまま帰れました(笑)

image

(ベトナムのメンバー)

伊能:
新しい機能やサービスが増えると、どうしてもシステムが大きくなってしまいますが、どんなに大きくなっても簡単にリリースできたり、再起動できるよう整備していきたいと思います。

以前、古い技術を刷新するため、全サーバーのOSをバージョンアップしていくという案件を担当した時は大変でした。
でも、やったらやったで新しいシステムになるとわかっていたので「みんなではやく終わらせよう!」という一体感を持ちながらやれました。

新しいことをするために、どんどんシステムが大きくなっても、並行して簡単に運用できる仕組みづくりを続けていきたいと思います!

- 社内ではまだ、女性のエンジニアは少ないと思うのですが。

伊能:
飲み会で女性が私1人だけの時は、ちょっと申し訳ない気持ちになることがあります(^^
「私がいなければ、もっと気軽に男性同士ならではの話ができるんじゃないかな」と(笑)

宮脇:
私も最初、男性の中に1人だけだったので、周りのみんなから気を遣われる感じはありました。
でも、仕事上では男女を意識することはないので、やりやすいです。

- これからも、エンジニアとしてずっと働いていきたいですか?

宮脇:
はい。エンジニアをしながら企画もやるような立場などは経験したいと思っていますが、ベースはエンジニアとして働いていきたいです。

伊能:
エンジニアといっても、いろいろな働き方があるので、未経験の役割に挑戦していきたいです。

- 最後に、Yahoo!ニュース個人のオススメの記事を教えてください。

宮脇:
iPhone6の記事は公私両方で役立っています。また、海外に住んでいる方の記事は、その国に住んでいるからこその内容を知ることができて面白いですよ(^^

ほかには、
ラグビーライターの向風見也さん  : W杯で話題になったラグビーの記事も面白かったです!  
スポーツライターの田尻耕太郎さん :ホークスファンなので、よく読んでいます。

これからも、Yahoo!ニュース個人に書いてくださっている方が世の中に知られるような施策を打ち出していきたいですし、ユーザーが記事をもっと探しやすくなるように改善していければと思っています。